February 08, 2010

Brushes:iPhoneでフィンガーペイティング

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 「Brushes」というiPhone用のアプリケーションに、ぼくはちょっと夢中になってしまった。
Brushesというのは絵筆のことだろうが、それをつかって初めて描いたのが左のドーナツたちの絵だ。何日か前に食べたドーナツの写真を見ながら一部をトリミングするように描いたものだから、スコッチのメンディングテープではない。そのときには、テープのことは知らなかったのです、ぼくは。

 タッチパネルの上で指先を滑らせると絵を描けるんだとことばで説明しても、そうかいと言われて終わりになってしまいそうだが、自分でやってみるととても面白い。タッチパネルなんていう電子的な道具を使うのに、指を筆にして絵を描くというすこぶる身体的な描きかたをするのがいい。
 これを見つけたのは偶然、ほかに見たいものがあったので「ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」のウェブサイトを初めて開いたときに気づいたのだった。

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POSTED by 玉井一匡 : 02:23 AM | Comments (6)

February 04, 2010

岩城里江子 Live in Love Garden

Music, Place

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 岩城里江子さんは、これまでデュオでアコーディオンの演奏活動を続けてきたが、昨年からライブ活動を休止して、曲づくりなどに専念するようになってから1年ほどになるので、ひさしぶりのソロライブでの再出発だった。ほかの聴き手たちも同じだろうが、ぼくは里江さんのアコーディオンの演奏とともに笑顔を見に行きたいと思っていた。

 会場のLoveGardenも、昨年は大きく変わった。ぼくは、数年前のkai-wai散策のエントリーでこの店を知ったのだが、じつをいえば京島の地名さえそのときに初めて知ったのだった。kai-wai散策の写真で、ガーデニングショップというカテゴリーを大きく逸脱するような面構えが衝撃的なくらいかっこよかったのでしばらくして行ってみると、長屋や下町らしい商店街が残る街の中に置かれたこの店はなおさら異彩を放っていたし、それでいてまちと馴染んでいるのだった。
昨年、店の主であるcenさんは、みずからコツコツと手を加えはじめて、すっかりその店を変えた。LOVE GARDENは、ガーデニングの腕とそれにかかわるものを売る店から、ひとが集まる場所になろうとしている。
その中に納まるギリギリいっぱいの30人ほどが、この日このライブに詰めかけた。

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POSTED by 玉井一匡 : 11:37 PM | Comments (12)

January 25, 2010

初めての相撲:場所と時代と季節

Books, Place

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 両国駅の改札口に立っていると、どこからか甘い香りがやってくる。振り返れば10mほど後ろの階段を若い力士が降りてくる。香りの源は彼の曲げなのだ。生まれて初めての相撲見物が鬢付け油の香りという、気配からはじまるのは周到な仕掛ではないか。
取り組み開始の8:45を目指していたのに就寝が4:30になったのですこし遅らせて11:30に到着したが、それでも土俵はまだ三段目で観客はほとんどいない。あまりいい席ではないんだよと言いながら叔父がチケットを渡してくれたのだが、そんなことはない。枡席では前から3番目の西側。テレビで見ていると力士が左右に分かれてにらみ合うのを見るのだが、ここから仕切りを見ると一番手前に西方の力士のお尻がある。いつもと違う見え方がむしろ新鮮で興味深く思われて、ぼくは相撲と方位との関わりについて考えていた。

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POSTED by 玉井一匡 : 01:23 AM | Comments (0)

January 19, 2010

牛の鈴音 

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 韓国のドキュメンタリー映画「牛の鈴音」を観た。といっても、もう10日以上も経ってしまった。
日本でも年末から公開されているが、韓国では昨年公開されるとドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを飛ばした。40歳というおいぼれ牛を使って農業を続ける老夫婦を撮り続けた、すこぶる地味な映画が数多くの韓国人の心を強くゆさぶって、300万人が映画館に足をはこんだ。韓国の人口は約4800万人だから、この割合を日本の人口12800万にあてはめれば、800万人が観たということになる。お金をかけた映画ではないから、純益/制作費の比率では、じつに4300%に達したという。

 わけあって、ぼくはこの映画をできるだけたくさんの人に観てほしいと思い、友人知人にも勧めて特別鑑賞券を買っていただいた。
・・・にもかかわらず、正直にいえば、韓国で300万人動員という現象にふさわしいほどには、ぼくは感動することができなかった。これを見た人たちにたずねても、僕の印象とそれほどにはかけはなれていないようだから、韓国の観客とぼくの受け取り方の違いは、おそらく二つの国の文化的社会的背景に理由があるのだろうと思う。
では韓国のメディアはこの映画についてどう書いているのだろうか、それが知りたくて「中央日報」「朝鮮日報」の日本語サイトを開き「牛の鈴音」と打ち込んで検索した。

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POSTED by 玉井一匡 : 11:24 PM | Comments (0)

January 01, 2010

2010年 新年おめでとうございます

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新年おめでとうございます。
新潟で迎える新しい年は、一面の白に包まれるのだろうと思っていたのに
雪の気配を含ませながら風が玄関の古い引き戸の隙間で音をたてているばかり
近頃にしてはとても寒い2009年最後の夜
近くの小さな神社に、午前零時をまたいで二年詣に行きました。

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POSTED by 玉井一匡 : 03:55 AM | Comments (8)

December 29, 2009

戦場でワルツを:WALTZ WITH BASHIR

Movie, Place

WaltzBasilS.jpg「戦場でワルツを」公式サイトへ

 「おくりびと」がアカデミー賞をもらった直後にインタビューをうけると、監督ははしゃいで語るばかりだったが、主役の本木雅弘は「ぼくは、イスラエルのアニメーションがもらうと思っていました」と答えたのを聞いて興味をもち、その後、映画の内容について知るようになってますますこの映画を見たいと思ってきた。
 1982年、イスラエル軍のレバノン侵攻のときに起きたパレスティナ難民キャンプでの虐殺を題材にしたドキュメンタリーを、アニメーションという形式でつくったものだ。

 監督のアリ・フォルマンはこのとき19歳、兵士としてレバノンに送られていた。虐殺現場の近くにいたはずだが、友人はしばしばその時の悪夢におそわれるというのに、彼にはレバノン侵攻のことをまったく思い出せない。いまわしい記憶をいつのまにか消してしまったのだ。自分が何を見たのか、何をしていたのかを発掘して事実に向き合うために、彼は戦友をたずねたり医師に相談をしたり、話をきいてまわる。

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POSTED by 玉井一匡 : 02:00 PM | Comments (0)

December 24, 2009

天使さまのおくりもの

Design

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 次女は、自由学園の幼稚園というべき「幼児生活団」というところに通っていた。
そこは新宿区の落合にあったから「落合幼児生活団」といった。
と、過去形にしたのは、落合にはその後なくなったからだが、全国では今も12個所あるという。
ここには毎日通うのではなく一週間に一回だけ、その代わり朝から夕方までいる。
親もいっしょにいて、昼の給食をつくったりしながら、生活を通じて教育をすることについて教育をうけるのだ。
 ひばりヶ丘の自由学園の隣にある自由学園幼児生活団だけは
2007年に幼稚園としての法的な位置づけを得て毎日開かれるようになったそうだ。
自由学園は羽仁もと子流に解釈されたキリスト教が背景にあるからクリスマスを大切にしているが
そのときの習慣のひとつに「天使さまがくださるおくりもの」というのがあった。
クリスマスの前にこどもたちが描いた絵を、「天使さま」がぬいぐるみにしてくれるのだ。

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POSTED by 玉井一匡 : 01:39 PM | Comments (6)

December 22, 2009

等々力渓谷から九品仏:第7回アースダイビング

Place

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「第7回アースダイビング」は、等々力渓谷を起点に九品仏まで歩き、終点をBe-h@usと合同の忘年会とした。
今回もまた、ルートの提案から資料作成まで五十嵐さんに依存してしまい、その資料を読んで初めて知ったことが多かった。
・・・九品仏浄真寺は、江戸時代に奥沢城跡につくられたこと、その城の周りにめぐらされた堀を埋め立て、今では住宅地に変わっていること・・・いや、堀をつくったのではなく、川がふくらんでできていた池を利用して高台に城を築いたのだろう。
川と時代をさらに溯れば、等々力渓谷の谷沢川とこの九品仏川はつながっていたのも、五十嵐資料で知ったことだ。

 初めて等々力渓谷へ行ったとき、東京にかくも深閑たる渓谷があることに目を瞠ったが、その思いはまた変わらない。しかし、ひとつ、あたりまえだが新たに気づいたことがあった。谷というものは底が深いのではなく、周りが高くてはじめてできるのだということを、実感として気づいた。それも、地形の分かる地図を手にしながら歩いていたから分かったことだ。終着点の九品仏も、いろいろな意味で思いがけない寺だった。

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POSTED by 玉井一匡 : 09:58 PM | Comments (2)

December 17, 2009

MacBookの帰還:8回目の入院から

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 3週間強の入院を終えてMacBookが帰って来た。
 メーカーの保証期間1年+AppleCareが2年=合計3年。この間は、落としたり水没させたりしなければ無償で修理してくれる。その3年がことしの秋で終わるということは分かっていた。こまかな問題で何度もアップルストアにいくのは面倒だから、保証期間の終わり近くにまとめて直してもらおうと思っていた。ある日、そろそろだと思って保証書を見たら、すでに3年は過ぎていた。
 しかし、ぼくはあわてない。そんなこともあろうかと、ちゃーんと販売店の保険も加えておいた。それで、もう2年延長できる。
と、思いながらなかなか手許から離しがたくて使い続けているうちに、ディスプレイを水平から45°くらいの角度まで倒さないと消えてしまうようになった。その角度が段々水平に近づいて来たのだが、ある日とうとうディスプレイがまっ黒になった。
ヒンジの部分の故障なのだろう。

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POSTED by 玉井一匡 : 09:17 AM | Comments (4)

December 12, 2009

鮭の焼き漬け

Eat

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 ぼくの病弱なMacBookが6回目の入院をしている。おかげで、自宅ではMacをさわることのできない日々が続く。かえって自由だと思うこともあるけれど、おおかたは不便なことが多くてとりわけblogのエントリーが億劫になった。娘のMacBookを借りて冬の雪国の食べ物でもエントリーしておこう。
 半月ほど前まで、新潟のスーパーマーケットでは生の筋子を安くたくさん置いてあった。となりには、三枚におろした生鮭を三つほどに切り分けたパックが並んでいる。腹を割かれた上に筋子との親子の中も引き裂かれたんだろう。値段のシールに書かれている用途は、生の筋子が「醤油漬けに」、成魚は「鍋物、バター焼きなどに」とあるけれど「焼き漬けに」とはない。小ぶりなやつだが鮭の半身まるごとが500円ほどのパックがひとつあったから筋子を三つとそれを買った。

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POSTED by 玉井一匡 : 08:20 AM | Comments (2)