March 02, 2005

ふきのとう・?・檸檬

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 鴨川の齋藤さんからの宅急便が事務所に届いた。去年のおなじ頃に、ふきのとうが送られたのを思い出した。案の定、中にはビニールの袋にふきのとうが沢山あったが、他に、檸檬がふたつ、伊予柑とおぼしきやつが7つあった。紙袋のおもてに貼ってある宅急便の送り状には、品名の欄に「?あててください!」と書いてある。それを読んで橙であることがすぐに分かった。ふきのとうは自宅と友人のお宅から、橙もその友人のお宅になったものだと書いてある。テーブルの上に並べると、部屋中に春がひろがった。

 齋藤さんは染色と織物の作家である。もともとは物理学者だったが、反原発の活動の過程で大学の職を辞して鴨川に移り住んだ。南斜面の自宅兼工房からは、木の間隠れに海が見える。そういう人だからブログサイトをつくって発言してほしいとすすめたら、「ブログの力」も買っちゃいましたというメールもいただいた。だから、「真綿の橙」の顛末をご存じなのだ。先日は、伊能大図のことをお知らせしたら、ぜひ行きたいと言われて、江戸のあたりで集合しましょうということになった。
 春の実りのやってきたあとに届いたメールにはこうあった。「橙は柏の葉と同じで、1年で落果しないそうです。それでお祝に使われるとか。ごぞんじでしたか。」なるほど。それに、ぼくの推測だが、「だいだい」は「代々」にも掛けているにちがいないと思う。去年いただいたふきのとうは、さっそくふきのとう味噌をつくったら、たった一度の食事で小ぶりのひと瓶がなくなってしまった。橙はマーマレードにしてみよう。

投稿者 玉井一匡 : March 2, 2005 11:38 AM | トラックバック
コメント

イキイキとした生命力のある檸檬、橙、ふきのとうですね。PCの前がパーッと明るくなりました。鴨川から春の風が吹いてきたようです。うれしいです。

Posted by: some ori : March 2, 2005 07:55 PM
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