February 06, 2006

mF247/音楽配信サイト & 脈動変光星


 mF247というサイトがある。昨年の年末につくられた。ことは音楽に限ったことではないが、数多く売れるわけではなくてもいい音楽というものがある。むしろ、いい音楽ほど沢山が売れるわけではないのかもしれない。レコード会社が企画をつくり広告をして、それを聴き手が買うという昔ながらのやりかたでは、そういう歌はなかなか売ることができない。聴いてもらうことも出来ない。iPodやiTunesの時代には作り手と聞き手を直接に結びつけることができる。そこでは、薄い層を相手にしても、広い範囲に知ってもらえば売ることができるはずだ。そういう意図でサイトがつくられた。開設者は丸山茂雄氏。もとソニー・ミュージックエンタテインメント 社長、ソニー・コンピュータエンタテインメントではプレイステーションを開発、会長、247ミュージック設立。丸山ワクチンの丸山千里博士の子息でもあるという。

ぼくたち聴き手側からすれば、このサイトで関心を持った曲をダウンロードすることができる。その前に30秒間試聴できる。作り手の希望する期間はキャンペーン期間としてダウンロード無料、それ以降は有料になる。データ形式はMP3だから、もちろんコンピューターにもiPodに入れられる。
曲は18のジャンルと総合のカテゴリーに分けられ、それぞれ時々刻々にダウンロード数のランキングが表示されるのだが、ややタイムラグがあるようだ。
作り手側にとっては、曲とプロフィールなどをmF247に送り、mF247がそれを審査した上でパスしたものはサイトに掲載される。登録と掲載料は有料だが、1月いっぱいまではキャンペーン期間で無料登録できる。
yotaka.jpg 無料期間の締め切りを間近にした先週に、映画「もんしぇん」のサウントラックの1曲、映画の最後に流される歌「脈動変光星」(作詞・作曲・歌:玉井夕海)を登録することできた。MP3に変換するのに苦労し、やっとできてアップロードしたら音質が悪かったりしてやっとのことでたどりついた。ブログもやっと同じ頃に始めることができた。iBookとの付き合いは長い割にはメールとワープロくらいにしか使っていなかった夕海には、いいトレーニングになったかもしれない。ひとつの曲を3つのジャンルに登録できるので、映画/ゲーム/アニメ、ポップス/ボーカル、童謡/唱歌の3ジャンルに登録した。今日現在、それぞれ2位、13位、1位というのは、なかなかいい線をいってるんだろう。10位までは、絵入りのリストで表示される。
映画の公開までは、まだしばらくかかりそうだが、これも映画の広報のひとつ。
ダウンロードして聞いてみてコメントなども書いてやってください。

投稿者 玉井一匡 : February 6, 2006 11:00 PM | トラックバック
コメント

脈動変光星が登録している3つのジャンル:映画/ゲーム/アニメで1位、ポップス/ボーカルで10位、童謡/唱歌で1位、そして総合で11位。おかげさまでなかなか健闘しているようです。
ところで、ポップス/ボーカルそして総合でダントツ、桁違いの1位を走るDJTKなる人物がいます。コメントや写真などからすると、これはどうも小室哲哉のようですね。知っている人は知っているんでしょうが。

Posted by: 玉井一匡 : February 9, 2006 03:37 AM

 わきたさん、ぼくもそう思います。島のひとびとにとって、自分たちの映画でもあるのです、きっと。入り江あるいは谷戸という地形は、ひとつの世界をつくるための具体的な場所を用意してくれます。島は、海に隔てられているおかげで、世界をつくる力をもっと持っているのでしょうね。ぼくたちは、都会からたまに行ってみると、むしろ橋がないほうがすてきじゃないかと思うのですが、実際にそこで生活する人たちは、本土とのあいだに島をかけてほしいと切実に思われます。日々のくらしからいえば当然のことです。それは、承知の上で、なおかつ独立した島であるということ、実感できる小さな世界を自分の生まれた場所として生きてゆけることを、やはりすばらしいことだと、うらやましく思います。
廃屋に近い状況だった家に手を入れて撮影につかいましたが、その修復作業を島の人たちが仕事としてやってくださったのです。映画の、ベテラン美術スタッフが、普通の2倍もの能率で作業が進められるので、その気合いの入りかたに驚き感動したそうです。
 高校生のときに訪れ、そこでつくる映画を思い浮かべた時から出来事としての映画ははじまり、まだまだこれからも続いてゆくのだと、夕海自身も考えています。ぼくは、島のひとびとと同じような共犯者の一人というつもりですが、書きすぎちゃいました。仕掛人本人のblogに書いてやってください。

Posted by: 玉井一匡 : February 8, 2006 02:42 AM

内容の前に、本当に映画ができたということのためのようですが。>玉井さん。本当に、いいお話しだな~と思います。島民の皆さんが、自分や自分の家族のことと同じように心配してくださっていたのですから。これは重要なポイントだな。また、自分たちが住んでいる島で撮影されたということ自体も、映画を見た島の皆さんにとっては、涙があふれるような大きな感動につながるのでしょうね。

Posted by: わきた・けんいち : February 8, 2006 01:47 AM

わきたさん  いろいろ見てくださって、ありがとうございます。御所浦は恐竜の化石が出た島なので、白亜紀資料館という小さな博物館があります。そこで6ヶ月間、ホームページつくりなどをやるために、嘱託で働かないかという話があり、すぐさま手を挙げたのでした。
 夏休みに、小学生の子供たちをガイドにして、モーターボートを借りて島外のひとたちのための島巡りツアーという企画をはじめました。その間、徒歩30秒ほどの電気屋さん兼お弁当屋さんに下宿させていただき、すっかり家族の一員となって、ぼくは「とうさん」ですが、「おとうさん」といえばここの森枝さんのことになりました。撮影には、島をあげて協力してくださり、公民館での試写会では、多くの人たちが涙でよろこんでくださったそうです。・・・内容の前に、本当に映画ができたということのためのようですが。

Posted by: 玉井一匡 : February 7, 2006 07:18 PM

fuRuさん  ありがとうございます。ちゃんとCDにはなっていないので、したがって、amazonで買っていただくことは、まだできませんが、もちろん発売になったあかつきにはお知らせしますのでよろしくおねがいします。

Posted by: 玉井一匡 : February 7, 2006 07:00 PM

玉井さん、こんにちは。夕海さんや研ちゃんのブログを拝見いたしました。それから、いくつかのウェブ上の記事も拝見しました。あちらの町の臨時職員をして町民の皆さんと一緒にまちづくりの活動展開し、土地の風土や人びととの良い関係を築きながら、ゆっくりと時間をかけて映画をつくってこられたようですね。なぜ、式典の構成を依頼されたのかもよくわかります。映画の公開が楽しみです。

Posted by: わきた・けんいち : February 7, 2006 05:29 PM

さっそくダウンロードして聞かせていただきました。
かなり好きな感じの音楽です。
サントラはアマゾンとかで買えるんでしょうか?
映画も楽しみですね。

Posted by: fuRu : February 7, 2006 05:22 PM

わきたさん ありがとうございます。すまないなんてことはまったくありません。関心を持っていただくのがなによりだし、コメントをいただいてそれを機会にひろげてゆくのは、ブログの醍醐味というもの。そうそう、関西上映は、もちろん狙っているので、そのおりにはぜひ見てやってください。
この春には、映画の舞台になった御所浦が天草市に合併されて、町がなくなるので「閉町式典」というのがひらかれるので、その構成を依頼されて、いま夕海は御所浦にいっているのです。

Posted by: 玉井一匡 : February 7, 2006 02:45 PM

玉井さん、本当にすみません。公開までユックリ・ワクワク・情報公開ということだったのですね、申し訳ありません。もう気持ちが「質問しないわけにかない」、というギリギリの状況だったものですから、コメントに書いてしまいました(大袈裟ですみません)!研ちゃんとは、「研ちゃんのハエ」の研ちゃんですね。ホームページでハエを拝見しました(^^)。“けんちゃん”もいろいろいるわけですが、とても面白い感性をお持ちの研ちゃんですね~。映画「もんしぇん」が玉井さんの事務所での議論から生まれてきたとは知りませでした。研ちゃんのブログ、拝見いたします。

Posted by: わきた・けんいち : February 7, 2006 01:27 PM

わきたさん  おっしゃる通り、このイラストは「よだかの星」です。一度に書いちゃうと、映画の公開までもたないと困るんで、なにかをやる時に少しずつ出していってやろうとおもっていたのです。早くいえば出し惜しみかな。映画の中に脈動変光星について説明するセリフが出て来るので、あまり詳しく説明しない方がいいかもしれませんが、よだかの星は、ぼくもとてもすきな話です。あらゆる生き物は、つねにだれもが他者を傷つけきずつけられ、いいかえれば必ず何者かに支えられて生きているのだという、根源的な問題をついているからです。
これを描いたのは海津研、「もんしぇん」の美術担当です。よだかの星は、イラストだけでなくアニメーションをつくり卒業製作にしました。かつて「たけしのだれでもピカソ」でハエなどをつくって4週勝ち抜き、グランドチャンピオンになって芸大の研ちゃんとよばれ、準レギュラーのような存在でした。
ハエとかよだかとか、ちょっといやがられる奴の中にすてきなものをみつけることがすきなやつです。うちの事務所に集まっては、監督をやった山本草介と夕海が論争やケンカをし、ときどき研ちゃんが合いの手をいれるというぐあいに脚本をいじって3年ほどになりました。そういえば、わきたさんもけんちゃんですね。
研ちゃんがもんしぇんについて書いているブログは http://blog.livedoor.jp/kaizuken1/ です

Posted by: 玉井一匡 : February 7, 2006 01:00 PM

玉井さん、こんにちは。夕海さんの「脈動変光星」、聞かせていただきました。声優のお仕事とはまったく雰囲気が違うので、こういう歌声をお持ちなのだと新鮮な気持ちでした。ぜひ映画も拝見したいと思いますが、関西でも見ることができるかな~(と、少し不安)。ところで、「脈動変光星」のイラスト、とても不思議な感じがいたします。すぐに「あれっ、宮沢賢治の『よだかの星』」と思いました。童話のなかて「よだか」は天にまいあがり、「天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました。そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。今でもまだ燃えています。」となるのですが、この童話と、死ぬ間際の星「脈動変光星」ということと関係しているのでしょうか。ご本人のブログでうかがえばいいのですが・・・、とりあえず玉井さんに教えていただこうかと。

Posted by: わきた・けんいち : February 7, 2006 12:10 PM
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