November 14, 2007

楽しいカタチの帽子

SusoBookBoshi.jpg楽しいカタチの帽子/スソアキコ/文化出版局/1,680円
 イラストを担当されたもう一冊の本と一緒に、須曽明子さんがこの本を送ってくださった。そのもう一冊は、いま読んでる途中なのだが、おもしろそうなことがはじまるので、それに遅れちゃあいけないと思ってまずはこの本のことをエントリーすることにした。11月中旬からスソさんの帽子のレンタルを始めるというのだ。しかも、週末に寄った江古田図書館の新着図書の本棚にこの本があったので、ぼくはなんだかうれしくなってしまい、自分の本を持っていながら借りてしまった。だから、この本の写真は、表紙に分類のシールが貼ってある。
須曽さんは、イラストレーターとして、独特の世界をつくっちゃう人だが、ぶっ飛んだ帽子もデザインしてつくっちゃう帽子のデザイナーでもある。わきたさんも、スソ世界にはまっちゃったようだ。

 ぼくも何度か個展にうかがったことがある。それでも、帽子は好きなのだが、自分でかぶるとなるとなかなか勇気が取り出せないような個性あふれる帽子たちだ。あのやせがえるが即身成仏したアトリエの真ん中にミシンを置いて、まわりをところ狭しと材料や型が埋め尽くし、仕事場の空間はイラストより帽子の方が圧倒的優勢だった。
 衣類がどれもそうであるように、帽子のデザインは、二次元の材料である布を切り抜いて3次元に変身させてしまう魔法だ。からだを包むというところは衣類と変わらないけれど、脳が特別な存在であるのと同じように、帽子は特別に象徴的なものだから、須曽さんの帽子をかぶるのはちょっと決心がいるのだ。と、書いたあとでスソさんが送ってくださったもう一冊の本のタイトルは「第三の脳」であることを思い出した。第三の脳とは皮膚のことなのだ。だったら、衣類は第二の皮膚、帽子は第二の顔でもある。

この本に、男女のモデルが帽子を頭にのせた写真がたくさんあるし型紙も豊富に折り込んてある。「楽しい帽子を自分でデザインして自分でつくり自分で かぶってみようよ」といいたいのだ。

投稿者 玉井一匡 : November 14, 2007 08:46 AM
コメント

iGaさんも
どうですか、iGaさんもひとつ帽子を借りてみたら。
この本のタイトルが、「形」でも「かたち」でもなくて「カタチ」になるまでにどんな議論があったのかと、ちょっと気になりました。

Posted by: 玉井一匡 : November 14, 2007 03:11 PM

ふ〜ん、帽子愛好家のスソのを広げると云うことなのね。

Posted by: iGa : November 14, 2007 10:30 AM
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