February 04, 2008

雪の日の青空

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 雪が降ったら写真をとってエントリーしようと待っていたのに初雪の日には写真のことをすっかり忘れてしまった。こんどは日曜日の朝、目を覚ますと一面の雪になっていたのでもう忘れない。クーの散歩の途中で公園のネットフェンスにクーのツナをひっかける。左手で折りたたみの青空を広げ、右手にデジカメを構えた。
12月、ぼくの誕生日にかりんがプレゼントしてくれた、MOMAのミュージアムショップの「Sky Umbrella, Collapsible 」だ。とうさんがさみしがっているだろうと、自分の子供でもないのにとうさんとよんでくれるだけでもうれしいのだが、青空をくれるとなれば、あたりまえだがもっとうれしい。「お」がついていないとうさんは、なかば固有名詞になるらしいが、逆にうちでは「おとうさん」が固有名詞と化していて、おとうさんとだけ言えば御所浦で半年間お世話になった下宿先の森枝電気のおとうさん、森枝三千尋さんのことだ。

 こんなふうにプレゼントをしたり、だれかを喜ばせたようとするときに、かりんは手作りのすてきなカードを書いてくれる。それをそばで見ているうちの娘によれば、いとも簡単に描いてしまうそうだが、音楽家のいえで育ち邦楽科で学んだかりんにとっては、そうやって絵を描くことがかえってとても楽しいことなのだという。
 ぼくは自転車通勤の途中に転んだことが5,6回ある。その大部分は雨や工事中に撒いた砂のせいでスリップしたからなので、雨が降るとぼくは自転車でなく電車に乗る。電車では本が読める。雨降りだからミステリーでも読もうというわけで、それもうれしいのだがもうひとつ、青空の傘のおかげで雨の日がもっとうれしくなった。

投稿者 玉井一匡 : February 4, 2008 03:33 PM
コメント

iGaさん
かりんのおとうさんの演奏を聴いたことがあるんですか。じつはぼくは、まだお会いしたことも、ライブを聴いたこともないのです。音楽一家に育ったかりんにとっては、音楽は好きでもあるが、やらなきゃならないというものでもあるようです。だから、こんな絵を描くことは、とても楽しいことなのだそうです。

Posted by: 玉井一匡 : February 4, 2008 06:21 PM

masaさん
このカードは手帳のポケットに、あのときの手紙はぼくの椅子の後ろに磁石で張って、大切にしています。シェイカーっていうんですか?あいつは打合せテーブルにのっています。masaさんの写真でエントリーしてやってください。

Posted by: 玉井一匡 : February 4, 2008 06:10 PM

かりんsanのオトウサンの演奏はむかぁ〜し何度かライブで聴いた事があります。現代音楽やフリージャズの現場と云うと、ちょっと気難しそうな先入観で捉えがちですが、オトウサンは何か人懐っこい優しそうな目をしてましたね。このエピソード、納得です。

Posted by: iGa : February 4, 2008 05:44 PM

素敵なエントリーですね〜。それにしましても、かりんsanのあの繊細なまでの心遣いには、ほとほと感心しますし、心温まるものを感じます。僕も、かりんsanから、撮影のお礼にいただいた、シェイカーとカードを、いずれエントリーさせていただこうと思っています。

Posted by: masa : February 4, 2008 04:14 PM

cenさん
ごめんなさい。わたくし、テリッピーのこと存じませんでした。さっそく飛んでいってみました。光栄です。 スチュアートさんにくれぐれもよろしくお伝えください。むこうにもコメント書かなくっちゃ。
ここですね
http://patinalife.exblog.jp/6754491/

Posted by: 玉井一匡 : February 4, 2008 02:53 PM

玉井さん、こんにちは。このアンブレラはmasaにテリップ・ブレラに相応しい優れものですね。玉井さんのことを勝手に“生粋のテリッピー”と形容しリンクさせて頂きました。何卒よろしくお願いいたします。

Posted by: cen : February 4, 2008 11:11 AM
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