March 23, 2008

開花宣言:小鳥たちにサンキュ

Sakura2008-1S.jpg Sakura2008-2S.jpg きのう、東京でもさくらの開花宣言がされた。
神田川沿いの、椿山荘とならび関口芭蕉庵と水神社の間の坂を上れば永青文庫があるところに橋がかかっている。そのたもとにある桜は、毎年いちばん早く花をつける。その代わり、色がうすくて、ほんのり紅をふくんだ白というところだから夜の水銀灯や曇りの光ではさみしげだが、晴れた日にはほのかなやさしさが好ましい。
Googleマップの衛星写真で見ると、ここも桜の季節だ。
 その花には、かならず雀とひよどりが待ちかねたようにやってきて花をつつく。けしからんやつらだと言えないこともないのだが、毎年ぼくは、通りがかりに彼らが落とした花を拾いあつめる。そのままにしておけば、人や車に踏まれてしまうやつを、器に水を張って浮かべてやるのだ。土曜日だったからゆっくり家を出たので昼過ぎに通りかかると、少し萎れている花がある。ひとつひとつ、水あげしてやろうと思って手に取ると、萼と雄蕊はあるけれど雌蕊がない。雌蕊を残して花びらと雄蕊だけが落とされているのだろうか、それとも雌蕊はたべちゃったのだろうか。だから水あげといっても、柄がないので花びらと萼の根もとをちょっと切るだけなのだ。
 椿の花にやってきて嘴を入れるメジロのように、やはり花の蜜を吸いに来るのだろうか。椿の花は雄蕊がつくる円筒形のうつわの底にあまい蜜がある。桜はどこに甘いところがあるだろう。枝には雌蕊と萼が残されていのだろうか、それとも鳥に食べられてしまっているのだろうか。また明日、枝に残された花の様子を見てみよう。椿の花なら指先を触れてちょっとなめてみれば分かるけれど、ちいさな桜の花では指先は入らない。どうやればいいだろう。

投稿者 玉井一匡 : March 23, 2008 02:31 PM
コメント

AKiさん
あそこは、いい花見スポットでしたね。ぼくの周りの人で、庭の桜で花見ができるというのは、AKiさんのあの事務所だけでした。
Googleマップで見ると、他の木が満開だというのに、この桜の木は開くのが早いだけに、もう花が終わっているようです。
外堀沿いを見てみると四谷まで、内堀も千鳥ヶ淵は満開ですね。神田川沿いは明治通りを境に桜の花がなくなってしまいます。
上野公園、新宿御苑もには桜がありませんでした。

Posted by: 玉井一匡 : March 24, 2008 04:52 PM

この季節になると、下北沢の事務所の桜を思いだします。
桜が咲きはじめるとヒヨドリが咲いたばかりの花を落としてしまう。腹が立って追い払おうとしたりしましたが、そのうち、こいつらもこの季節を心待ちしていたのではないかと思ったら、なんだか、気にならなくなりました。

Posted by: AKi : March 24, 2008 01:03 PM

あかねこさん
ハチミツにはあれだけたくさんの種類があるのに、考えてみれば花の甘さを確かめたことはありません。メジロの振る舞いを確かめたくて椿をためしたくらいです。アカシアだってハチミツがあるのだし、いかにも甘そうな香りなのに、なめてきたことがない。好奇心が足りなかったことを反省しています。これからは、花を見たら甘さを確かめてみることにしようと。

Posted by: 玉井一匡 : March 24, 2008 11:43 AM

むかし、さくらのはな(枝についているもの)を一輪いただいて、甘いかどうか確かめたことがあります。確か花びらをとって、根元の部分をなめてみました。私はあんまりよくわからなかったです。
花の蜜といえば、小学校の花壇のサルビアの蜜を吸っていて、いつのまにかたくさん花を取ってしまって怒られたり、道端のホトケノザの蜜を吸っていて、除草剤がまいてあるかもしれないからやめろって怒られましたね。でも、学校とか、学校の帰り道に甘いものがあるっていうのが、当時はとてつもなく魅力的でした。
しかし、おいしそうに赤くなるまでまった通学路沿いのへびいちごは、渋かったです・・・

Posted by: あかねこ : March 24, 2008 03:27 AM
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