August 02, 2008

レモングラスティー

LemonGrass1S.jpgClick to PopuP

 昨年、園芸店で売れ残りの貧相な、けれども安い苗を買ってきてプラントボックスに植えたレモングラスが、ことしはすこぶる元気よく育った。
小ぶりのススキという風情だが、ススキよりも葉のみどりが深くて、置き去りにされて育った稲のようで美しいから、朝日を受けた葉群れをほれぼれと見てしまう。この株から毎日のように10枚たらずの葉っぱを切り、半分を朝食のときにレモングラスティーにして、のこりを事務所に連れてゆく。
葉を3、4センチの長さに切ったのをポットに入れてお湯を差し、2,3分ほども置いておけば、お湯はうすいきみどり色に染まる。レモングラスというけれど、ぼくは頭の中にすこしもレモンを思い浮かべることはない。レモングラスはレモングラス以外のなにものでもないのだ。

LemongrassTea1S.jpgClick to PopuP ぼくはハーブティーというものはあまり好きになったことはなかったのに、レモングラスティーだけはクセになった。生のやつをお湯に浮かべただけという野趣も手伝ったのだろう。レモングラスティーをうまいと思ったのはラオスのカフェで飲んだときだったが、そのときにはたくさんの茎がカップの表面に浮かんでいて「ティー」の水面の色は見えないほどだった。ポットにいれず、カップに茎をじかに入れてお湯を注いだんだろう。

LemongrassTea2S.jpgClick to PopuP しかし、自分のうちで育てたレモングラスはもったいなくて、まだ茎を切る気にはならない。だから、ひとつの茎から一枚ずつ、葉っぱを徴収する。そうやっている数日のうちに、また新しい葉を伸ばせばいつまでも減らないと期待しているのだ。奥にあるやつは葉っぱの間をかいくぐって葉を取るから、手前の葉で肘から先に小さな切り傷がたえず、血が出るほどじゃないが、しばらくチカチカする。はじめは指先で葉をちぎっていたが、はさみを使うようになって傷が減った。

■追記・葉と茎:カップに入れたふたつの写真を見ると、別物なのだろうかと気になってWikipediaで調べてみた。
日本語のサイトではみどり色の葉を茂らせるやつが生えている写真しかないが、英語のサイトでは市場の店に積み重ねたものの写真もある。説明によれば、葉っぱはティーとして出荷され、残った茎が束になって市場に出てくるのだという。そういえば、レモングラスの香りってのは、菖蒲湯のときの菖蒲の茎に口をあてて空気を吸い込んだ時の味に似ているような気がする。
Wikipedia(日本語版):レモングラス
Wikipedia(英語版) :lemon grass
 

投稿者 玉井一匡 : August 2, 2008 09:27 PM
コメント

来年は、ぜひ、iGaさんも育ててみてください。
LoveGardenに入荷をお願いするのはいいかもしれませんね
店でもレモングラスティーを飲ませる
もちろん、オトナには焼酎を割る
毎年こんな暑くて湿っぽい夏が来るんだったら
日本はアジアモンスーン地帯なんだとはっきり自覚して
飲食のスタイルや昼寝によって暑さをうっちゃるようすることが
なによりの環境適応型の生き方かもしれないですね。

Posted by: 玉井一匡 : August 7, 2008 05:48 PM

昨日はレモングラスティーご馳走さまでした。香も良く、さっぱりしていて、日本人の味覚にはジャスミンティより合いそうです。
これはLOVEGARDENあたりを震源地に流行らせて欲しいモノですね。

Posted by: iGa : August 7, 2008 01:55 PM

iGaさん
たしかに、そういう発想はぼくにはありませんね。きっと、合うような感じがします。
葉っぱと茎の使い分けについて気になったのでWikipediaを調べたら、なるほどということが書いてあったので、本文に追記しました。Googleで探したときに伊勢丹で生のレモングラスを売るというのが出ていましたが、50g(10杯分)で899円だそうで、なかなかの値段。うちの葉っぱで数万円分はありそうだと、密かに満足しました。

Posted by: 玉井一匡 : August 4, 2008 01:40 PM

ほんと見た目はススキですね。レモングラスはトムヤムクンに入っていた切れ端の匂いを嗅いだことがあるくらいです。
冷やせばレモネードのようになるのかしら、さらに炭酸を注いだら、酎ハイにレモングラスを入れたら...酒飲みの妄想です。

Posted by: iGa : August 4, 2008 10:00 AM
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