October 06, 2008

iPhoneの人格をつくる

iPhoneStringS.jpgClick to PopuP

 iPhoneを手に入れてから、もうひと月以上になった。
 そのあいだにぼくのiPhoneはずいぶんぼく好みに育ち、日ごとにいとおしさが深まってくる。iPhoneが成長するのは、OSがバージョンアップしたからであるのは言うまでもないが、さまざまな小さいソフトを100円ほどの価格でダウンロードして加えてゆくごとに、どんどん好みの人格がつくられてゆくからだ。ソフトが小さいということは、それらの組みあわせかたは無限にできるという意味でとても重要なのだと、感じることが多い。
 iPhoneの人格をつくるには、内側だけでなく外側からも手を加えなきゃならない。ぼくの使う機械は故障することが多いので、秋山さんは(勝手に)、玉井のiPhoneをすぐにシェルターで包まねばならず、それにはこれがいいと決めていた。新潟のソフトバンクの店でiPhoneを手に入れたあと、駅ビルのヨドバシカメラに同行してこれだこれだと取り上げたのがAirJacketだった。せっかくのiPhoneを、フニャフニャしたシリコンで覆いたくないと思っていたから、保護と美を両立するものとして、これがまずは最良の選択だとぼくも賛同した。
 それだけでは人格形成にはたりない。つぎはAirJacketの加工だ。
 

 名前の頭の3文字の順番を逆にして透明のダイモにMATと打ち込み、ぼくはそれをAirJacketの内側に貼った。3つとも左右対称の文字なのでMATを外側からみれば裏返してTAMになる。しかし、そのままではテープの幅が広すぎて周囲にできる空白が間抜けだった。そこで、幅を切り詰め、端を丸く切り抜いてバンドエイド型にして貼り直すと、やっと落ち着いた。
 つぎにaki's STOCKTAKINGのエントリーを参照すると、秋山さんはピンバイスで穴をあけ、そこにネックストラップをつけて、首にかけるらしい。しかしぼくは、端に穴をあけるということ以外は、ちがう方法をとることにした。といっても、わざわざ逆らおうというわけではない。わけがあるのだ。

 ぼくが老眼鏡に紐をつけて首に下げてメシをたべると、レンズの上に食べ物の破片が落ちてしまうことが多い。メガネなら洗剤で洗えばいいが、iPhoneとなればポタージュが接続端子の内側に入りかねない。だから、一年半前に予定した通りにウェストポーチに入れてしっかりふたをしておく。しかし、手からiPhoneが滑り落ちても道路に落ちることのないように、AirJacketに紐をつけてもう一方の端をウェストポーチにつなげるようにする。そうすれば、万が一、手からすべり落ちてもバンジージャンプのようにぶら下がって一命を取り留める命綱になるはずだ。さらに、ウエストポーチにおさめてiPodとして使うときには、イヤフォンジャックが上になるようにしたい。だから秋山さんとは上下逆の位置に穴をあけた。

 ぼくは「ピンバイス」をもっていない。東急ハンズでピンバイスを買うより百円ショップで買うほうが安いと、上記のサイトに書いてあった。ぼくは、中野のダイソーで、1.5mm、2mm、2.5mmの3本(ハンドドライバーという商品名がつけられている)合計315円なりを買ってきて、そのうちの2.5mmで穴をあけた。
 紐の両端にもしかるべき部品をつけた。iPhone側には、リプトンのペットボトル入りのレモンティを買って、おまけについているケータイ用の根付の紐をはずして転用。もうひとつの端にはアウトドアショップでみつけた「S-Biner」というフック(耐荷重4.5kg)をつけた。

 秋山さんのエントリーされた方法とは違うところがいろいろあるけれど、それはむしろ連句のように、共通のテーマで別の表現をあそぶというようなものだ。そうそう、もうひとつ、aki's STOCKAKINGのエントリー「Polywatch」に応えて、#1000と#2000のサンドペーパーでバリを削り、液体クレンザーで磨いた。表面全体を磨いたのだが、ちょっとマットになった。やはりPolywatchのお出ましなのかなあ。

■関連エントリー
iPhone 3G /Air jacket /aki's STOCKTAKING
Polywatch /aki's STOCKTAKING
「iPhone 3G を、どのように携帯するのか…」 /Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」

投稿者 玉井一匡 : October 6, 2008 02:08 AM
コメント

えっ栗さん
 いいですよ、というか楽しいです。
iPhoneは携帯電話というよりは、小さなコンピューターなのだと思います。はじめの頃は、メールなど文章の入力をするときに反応がにぶくて使いにくいと感じました。でもそれはOSのバージョンアップで解決されると思っていましたが、先日のバージョンアップによってずっと反応が早くなりストレスがなくなりました。
文字サイズをもうすこし大きく、都市以外でも電話がもっとつながりやすくなってほしいと思いますが、それもいずれは改良されるでしょう。そして、小さなソフトを加えたり設定を変えたり、手をかけたりすることでiPhoneが変わってゆくのは、生きものを育てるのと同じで、手をかけることそのものが楽しいとぼくは思います。
いまiPodを使っていなければ、iPodもおまけについてくるようなものだからなおさらです。

Posted by: 玉井一匡 : October 10, 2008 11:39 PM

iPhoneやっぱり、いいんですね!私の周囲でもちらほら使っている人がいて、かなり強く勧められています(笑)

余り興味がもてなかったので、詳しい話の前に話題を変えていたのですが、玉井さんのブログを読んで、次の機会があればiPhoneの魅力について、聞いてみようかなあと思いました!

Posted by: えっ栗 : October 10, 2008 08:44 PM

秋山さんへ追伸
S-BINDERのメーカー「Nite Ize」は、ミニマグライトのアクセサリーなどをいろいろ出していますね。
http://www.niteize.com/category.php?category_id=28

Posted by: 玉井一匡 : October 7, 2008 08:11 PM

秋山さん
その節は、本当は(本当にの間違いではない)ありがとうございました。
もし、無理矢理連れて行かれなかったら、今もってiPhoneは、ここにいないかもしれません。
いまは、ここが使いにくいがいつか解決されるだろうと温かい目で見ていられるのは、改良されたソフトをインストールすれば改良できる時が来ると信じているからですね。
未来に確かな期待を持つことがすくないこの現実世界にあって、未来に前向きの期待を抱くことができるiPhoneの存在は、精神衛生上まことにありがたいことです。
そうですね、耐荷重には十分余裕があるのですが、ちょっとみるとフックがウェストポーチのリングから外れているということがときどきあります。

Posted by: 玉井一匡 : October 7, 2008 07:22 PM

iPhone を人格化してしまう........ってのは、実に玉井さんらしいですね。私も「私の iPhone の人格」なんてのをエントリーしてみようかな。
私も使っている S-Biner ですが、ちょっとスプリングが弱い......ってところが心配ではありますね。

Posted by: 秋山東一 : October 7, 2008 11:45 AM
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