November 19, 2008

クルマの顔

OdesseyFaceS.jpgClick to PopuP

ひところ、地下鉄のコンコースなどにホンダ・オデッセイの横長の大型ポスターが2枚つづきで張ってあったから合わせるとゆうに2mを超えていた。
左の写真はiPhoneのカメラで撮った横長の写真だけれどPanoで貼り合わせたパノラマ写真ではない。iPhoneの写真をPhotogeneをつかってトリミングしたあとで、切手の縁をつける加工をしたものだ。
こうやってジョージ・クルーニー(wikipediaを見て、彼がローズマリー・クルーニーの甥だと知った)の笑顔と並んでいるのを見ると、ふたりは口元がよく似ていると思わないか。
オデッセイのデザイナーがジョージ・クルーニーのようにつくったわけではないだろうが、少なくともポスターのデザイナーは、このふたりが似ているのを意識して並べたにちがいない。これを、いい傾向だとぼくは思うのだ。

 近ごろの日本のクルマときたら、ことごとく造作が大袈裟でごつく、目をつり上げ歯をむきだした知性のとぼしいマッチョ顔が多くて、ぼくはどうにも好きになれない。しかも、全体に丸っこくて皮下脂肪の多い体型だから、デブのくせにマッチョぶった間抜けなデザインなのだ。この10年ほどで、かわいい顔をして無駄のないデザインのクルマを探しても、初代Vitzくらいしか思いつかない。前にオデッセイがモデルチェンジをしたときのPRビデオでは「スパルタンなフロントデザイン」だと佐藤琢磨に言わせていた。
 「ちかごろのクルマや家電のデザインは、ガンダムみたいなのばかりだね」と、ソニーにいる友人に言ったことがある。「ちいさいころガンダムで育ったデザイナーが多くなったんだよ」というので合点がいった。有明など、ガンダム風の建築が立ち並ぶ索漠たる都市ができた。建築にも似たような傾向があるのだ。
 「いいクルマがすきです。男だから」なんて、男をおだてようというコピーはどうかと思うが、戦闘的なロボットでなくジョージ・クルーニーに似ているのがうれしい。

投稿者 玉井一匡 : November 19, 2008 04:37 PM
コメント

いのうえ様
カモナマイハウスですか〜。うむむむ。

私はバラードがどうしても多くなるので、これが歌えるようになったら 幅が広がっていいのですが・・・。
とりあえず 今の所「いつかは・・・」と言うお返事にさせてくださいませ(^^;


Posted by: 光代 : November 24, 2008 06:31 PM

玉井さん、光代さん こんにちは。
いつか 光代さんの歌を東京で聴ける機会があったらいいなと思っています。Cafe杏奴でカモナマイハウス(!)なあんてね。

Posted by: いのうえ : November 23, 2008 01:22 PM

光代さん
そうですね。いのうえさんもおっしゃるように、YouTubeを見ていると「あれ、なにを探していたんだっけ」と思うことが少なくありません。
辞書は、横道にそれるからいいんだと、英語を習い始めた中学時代の先生に言われたことがありました。

Posted by: 玉井一匡 : November 23, 2008 07:47 AM

いのうえさん
じつは、いのうえさんはここまで読んでいらしたけれど、横道にそれちゃいけないと思ってちょっとちらつかせるところでおやめになったのではないかと思いました。それで、ぼくはあえてこれを書きました。
カモナマイハウスの歌詞については思うところがあるのですが、思いとどまって、それはまた別のエントリーにします。

Posted by: 玉井一匡 : November 23, 2008 07:38 AM

いのうえ様
「Come on-A my house」は まだ歌っていません。
名詞だらけの歌詞を覚える自信が無くて・・・・・・。
江利チエミの歌を聴いたら そそられちゃいましたが・・・・・。

ローズマリーの歌は大好きですが、彼女に触発されて歌っているのは「Nice work if you can get it」です。

玉井さん 話が どんどん歌の方に行っちゃいました
(^^;

Posted by: 光代 : November 23, 2008 01:04 AM

玉井さん 詳しい情報有り難うございました。 しかし このマドンナ主演の映画、 ほとんど知られていないと思ったら興行的にひどい不人気ですぐ打ちきられたようですね。YouTubeにはホントに色々なネタがあるものですねえ。 
さて カモナマイハウスですが、私も江利チエミさんのが一番好きですね~  光代さんはレパートリーにされているのでしょうか? 

Posted by: いのうえ : November 23, 2008 12:45 AM

いのうえさん
たしかに、冷静に聴けば歌はマドンナではないことがわかりますね。YouTubeの解説を読んで調べましたよ。彼女の主演映画で、散々の評判だった「スウェプト・アウェイ」のサウンドトラックの一曲がCome on-A my houseで、歌っているのは Della Reeseという人だそうですね。ぼくは知らないひとですが、彼女についてはwikipediaに書かれていました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Della_Reese

Posted by: 玉井一匡 : November 22, 2008 07:32 PM

玉井さん マドンナのYOUTUBEを見たのですが歌はマドンナではない別の人が歌っているように聞こえますね。英文コメントのなかにそれが誰なのか答がありそうです。

Posted by: いのうえ : November 22, 2008 02:06 AM

iGaさん
うまいですね。光代さんも書いていらっしゃるように、音楽のあふれるいまの時代の連中より、ずーっとうまいのはどういうわけだろう。彼女たちはたいてい米軍のキャンプで歌っていたから、そこで鍛えられたというのはやはり大きいんでしょう。今でも歌手に沖縄出身の人たちが多いし。
江利チエミはサザエさんなんてやっていたから、コミカルな路線のひとというイメージがあってちょっと損をしているかもしれない。46才で死んだとか、吉本興業に所属していたとか、wikipediaを読んで気づいたり初めて知ったりしたことがありました。
「ダイナマシントン」を見たときは、訂正しておいてあげようと思ってしまいましたよ。

Posted by: 玉井一匡 : November 21, 2008 11:44 PM

どうもです。
ほんと、1981年の貫録あるロ-ズマリ-・クル-ニ-は甥とクリソツですね。
やっぱり、好き嫌いは別として元祖・三人娘は三人とも歌が上手いですね。昔、FM東京がFM東海(東海大学実験放送)から引き継いで本格的に商業放送を始めた時に、開局記念のジャズコンサートにいったことがあります。その時、三人娘(既にオバサンでしたが)の一人・雪村いずみの歌を聴きましたが。やっぱり上手いし、そのときダイナ・ワシントンの歌唱法から影響されていたことに合点しました。子供の頃、ラジオでダイナマシントン・スタイルで唄う雪村いずみと聞いていたのは、僕の聞き間違いで、ダイナ・ワシントン・スタイルが正しかったのだと気付きました。もちろん、大人になってからクリフォード・ブラウンとのLPを聴いていたから、生の雪村いずみを聴いて、あ、そうかと納得した訳です。ですから子供の頃はダイナマシントンって何だろう、ダイナマイトのように迫力ある唄い方なのかと思ってました。

Posted by: iGa : November 21, 2008 10:37 PM

光代さん
ほんとに歌も英語もうまいですね。いったいいくつのときなんだろうとWikipediaを調べてみたら、この映画のときに、わずか16才にすぎない。これは、テネシーワルツのB面だったそうです。波瀾万丈の生涯で、高倉健と分かれたときにも大変な出来事があったことを、はじめて知りました。デビュー間もなくアメリカのヒットチャートにも載ったそうです。
父親は、もともとクラリネット奏者だったのが、指に怪我をしてピアニストに転向して三味線まで弾いて、柳家三亀松の三味線の伴奏をするようになったというのだから尋常ではない。たいしたDNAを引き継いだようです。
Wikipediaを読むと、おどろくことがたくさん書いてあります。下記のアドレスです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/江利チエミ

Posted by: 玉井一匡 : November 21, 2008 02:24 PM

iGaさん
つぎつぎと、新しい情報をありがとうございます。
YouTubeはすごいGoogleはすごいと、いつも思ってしまう。
ふたつめの画像の貫禄たっぷりのローズマリークルーニーは、甥と似ていますね。
マドンナのcome on a my houseも見ましたよ。
http://jp.youtube.com/watch?v=S7pX5plUoJo
こういうシンプルな歌詞シンプルなメロディの曲をいろいろな人で聞くと、ニュアンスの違いがおもしろいですね。江利チエミが歌うと友達が一杯という感じだし、Rosie(というらしい)の若いときは両親といっしょのうちだけどひとりでいらっしゃいという感じなのが、姉御になってからはずっと色っぽい。マドンナとなると、おいでよなんて言われたら、もーう大変!!!
YouTubeでくらべるとそういうことがよくわかる。

Posted by: 玉井一匡 : November 21, 2008 01:29 PM

江利チエミ めちゃくちゃ上手いですね!
そして、サビ(?)が効いている所があって 独特の味がありますね〜。
昔の日本の歌手が ジャズを英語で歌ったものを聞くとビックリします。英語の発音も良いし リズム感があって、とても上手いんですもの!
豊かな音楽環境に育ったはずの今の方が・・・・・・(;;)


Posted by: 光代 : November 21, 2008 11:55 AM

光代さん
ローズマリー・クルーニーは、光代さんのレパートリーにあるのでしょうか。いずれにしろ、アメリカにとってよき時代のひとなのでしょう。
それは、ぼくたちにとっても青春の始まりのよき時代でもあります。
しかし、キング牧師登場以前の、人種差別の時代だったことを、そのころは自覚していませんでした。

Posted by: 玉井一匡 : November 21, 2008 03:22 AM

秋山さん
人をはねたときのダメージを最小限にするということを、クルマのデザインで考えているとは、想像していませんでしたが、いわれてみればあたりまえのことですね。ウレタンバンパーに変わってきたのも、そういう理由なのでしょうか。これからはその点を注意してクルマの顔を見ることにします。

Posted by: 玉井一匡 : November 21, 2008 03:11 AM

YouTubeに江利チエミの「カモナ・マイ・ハウス」がありますね。若い!
http://jp.youtube.com/watch?v=oJcYVzFomno

本家は
Rosemary Clooney - Come On-A My House
http://jp.youtube.com/watch?v=7rlvk9dMIKs

Rosemary Clooney 1981 -- Come On-A My House
http://jp.youtube.com/watch?v=vyCNNrc8F_s

Posted by: iGa : November 21, 2008 01:07 AM

iGaさん
失礼しました。ぼくは、iGaさんのエントリーを知らなかった。この映画、ぜひ見たいです。アメリカ映画には、厳しい批判や問題提起をしながらエンタテインメントとしても成功しているというタイプのものが、日本と較べるとずっと多いような気がします、くやしいけれど。


Posted by: 玉井一匡 : November 20, 2008 11:42 PM

いのうえさん
いまごろになってやっとMacの前に座りました。返信コメント遅くなってごめんなさい。
その前に皆さんが書いてくださったコメントを五つよんじゃったので、なんだかシェイクスピア悲劇の始まる前に出てきて登場人物の未来を象徴的に予言する道化のような気分です。
いのうえさんの始めのコメントで「息子」とお書きになったのが間違いで、ローズマリー・クルーニーは伯母さんだったんだという訂正コメントをお書きになることを、ぼくはすでに知っているんですからね。
ぼくは、「かもなまいはうす」のことは知っていましたが、「メロン」は森山加代子の歌でしか知りませんでした。どうしてジンジロゲがあのローズマリー・クルーニーと重なるでしょう。セロニアス・モンクのダイナを聴いても、どうしてもエノケンとディックミネの顔が浮かんできてしまうんです。
エノケンなんて「ダイナ、愛してちょうだいな」ですからね。

Posted by: 玉井一匡 : November 20, 2008 11:26 PM

かなりな衝撃です!
ローズマリー・クルーニーとジョージさんのこと。
へ〜〜〜!! びっくりしたな〜。

その二人以上に この車とジョージさんって似てますね。

それにしても 皆さんジャズを良くご存知ですね。
色々良い勉強させて頂いています。

Posted by: 光代 : November 20, 2008 05:33 PM

ロ-ズマリ-・クル-ニ-は ジョ-ジ・クル-ニの伯母さんでしたね。大変失礼しました。カモナマイハウスも メロンの気持ちも 日本の歌手にカバ-されて大ヒットしましたね。

Posted by: いのうえ : November 20, 2008 10:01 AM

「最近の車って、アゴが外れたようなデザインが多いですね......」と自動車デザイナーに話したら、人に接触するような事態が起きた時、膝にあてると重大事故につながるので、膝より下にぶつけて、人をすくい上げるようにボンネットに載せるようなデザインにしているとのことでした。
これは自動車デザインの世界的傾向とのことでありました。

Posted by: 秋山東一 : November 20, 2008 09:54 AM

顎が外れたようなポカンとした顔つきの車が流行ったりしたので、しっかりした顎を持っているジョージ・クルーニーがイメージに合っていたのかしら...
ジョージ・クルーニーといえば「Good Night, And Good Luck.」か何かのインタビューでシリアスとエンターテインメントのどちらか一方だけに偏ることなく、両方バランスよく仕事を続けて行きたい、と云うような意味のことを聴いた事があります。なにかその「シリアスとエンターテインメント」という言葉がオデッセイのコンセプトに合致してホンダの気を引いたのかなとも...思えますが...考え過ぎかしら...。

そういえば有明だけでなく八王子の南大沢の一画もガンダム・シティ化しています。

因みに拙ブログで「ローズマリー・クルーニー」をジョージ・クルーニーとからめて一度取上げてました。確かに口元の輪郭が似てます。
http://madconnection.uohp.com/mt/archives/000984.html

Posted by: iGa : November 20, 2008 09:33 AM

玉井さん こんにちは。目白駅にはこのタイプよりやや横が詰まったものが二枚、学習院側の線路の際に貼られています。ジョ-ジ・クル-ニ-がカモナマイハウスを歌った歌手の息子とは知りませんでした。

Posted by: いのうえ : November 20, 2008 09:25 AM
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