November 26, 2008

UNIFEMのサイトへの署名

UnifemNicole.jpg
先日、友人から「UNIFEMの女性に対する暴力に反対する署名について」というメールが届いた。
差出人とタイトルを見て署名しかけたが、内容を知らなければひとさまに勧められない。
「UNIFEM」とは何かさえ、ぼくは知らなかったからGoogleで公式サイトをさがした。UNITED NATIONS DEVELOPMENT FUND FOR WOMENの略称で、女性の地位向上のため、とくに途上国の女性に力を貸す国連の機関だ。よく見たら、送られてきたメールにリンクされていた。日本にも、ユニフェム日本国内委員会というNPOがある。

このUNIFEMの親善大使(goodwill ambassador)としてニコール・キッドマンが活動しており、この署名を呼びかけているので、彼女が主演した映画「ドッグヴィル」を思った。人に追われて小さな村に逃げ込み、そこに潜んでいるうちに奴隷のような生活を強いられる若い女を演じた。つらい状況にありながら誇りを保ち続ける女の役を、床に線を引いただけで家とまちを表現する舞台劇のような象徴的なセットを背景に演じて、緊迫と屈辱と憤怒への共感に引き込むのだ。

UnifemCharlize.jpg メールを受けた翌日の朝日新聞には、ちょうどシャーリーズ・セロンが国連平和大使(UN messenger of peace)になったという記事があった。シャーリーズ・セロンが南アフリカにいた少女時代、父がアル中で家族に暴力をふるい、娘の生命の危険を感じた母がその場で射殺したが、のちに正当防衛が認められるというすさまじい経験をした。数年前に結婚したときには、同性同志の結婚が認められるまでは法的手続きをしないことを宣言した。ということがいずれもWikipediaに書かれている。
先日見た「告発の時」では、イラクから休暇で帰国中に殺された息子の死を捜査する父親に協力して、戦場のできごとの関わりを究明する警官を演じた。ニコールキッドマンもシャーリーズ・セロンもアカデミー賞主演女優賞を受けている。ちなみに、ジョージ・クルーニーも国連平和大使に任命されていて、アカデミー助演男優賞をうけているのだが、なにか関連があるんだろうか。

あらゆる国がそうだが、とりわけ途上国では女性が差別をうけ犠牲を強いられる。UNIFEMは、さまざまなかたちでそういう女性たちの力になる活動をする。どこでどんな活動をしているかはUNIFEMのサイトまたはユニフェム日本国内委員会のサイトに具体的に書かれているのを読んでみてください。

友人から届いたメールは、こう書かれていました。
  *  *  *  *  *
皆様
国連機関の一つである国連婦人開発基金(UNIFEM)では、女性に対する暴力の根絶に向けて「女性に対する暴力反対キャンペーン」を展開しており、署名への参加を呼びかけています。内閣府も「女性に対する暴力をなくす運動」の取り組みとして連携しています。

英語での署名はホームページから、日本語ではファクスで内閣府に送るようになっています。
二コールキッドマンの呼びかけとファクス用紙を添付しました。

(関連サイト)
UNIFEM親善大使ニコール・キッドマンの呼びかけはこちら(日本語表記)
UNIFEM「女性に対する暴力反対キャンペーン」のページはこちら(英語表記)
UNIFEMのホームページはこちら(英語表記)

締め切りがせまっておりますが、どうぞよろしくご対応お願いいたします。
NPO法人全国女性シェルターネット
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投稿者 玉井一匡 : November 26, 2008 11:00 PM
コメント

光代さん
オバマになるということが決まっただけで、アメリカという国が変わったように感じられる。それにひきかえ、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」などという発言をする人間を、ぼくたちは、自分たちを代表するものとしなければならない。これは、ことばの選択を誤った失言などではなく、考え方そのものに問題がある。なんとかしてほしいものです。

Posted by: 玉井一匡 : November 27, 2008 09:54 PM

おっしゃる通りですね。
このこと 書いて頂いてとても心強く思いました。

また、肉体的にもですが、未だ 文化的にも優位ですしね。でも、分かりにくい状況になってきているんでしょうね、今の日本では。

大人から子供への、大国から小国への・・・・・と考えると 知らず知らずに 自分自身がまた優位な側にいたりするので 気をつけなくちゃ!
そう言う意味でも 先のオバマの勝利宣言の「障害のある人も そうでない人も」と言う言い方に ほろっとするのです。

Posted by: 光代 : November 27, 2008 06:40 PM

光代さん
ありがとうございます。なんで女に対する暴力だけが問題なんだという人がいますが、それはやはり間違っていると思います。例外はあるとしても、男は女よりも肉体的な力という点で明らかに優位に立っている。
子供に対するおとな、小国に対する大国も同じことですが、一方的な優位にあるものが相手の自由を奪ったり暴力をふるうことはやはり卑劣な行為としかいいようがないと思うのです。

Posted by: 玉井一匡 : November 27, 2008 04:56 PM

この件 私の方でもリンクと紹介をさせて頂きました。

Posted by: 光代 : November 27, 2008 03:59 PM
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