March 03, 2010

ブンギン島:超高密度の島/インドネシア

 Bungin.jpg
 このひとつ前のエントリーに加嶋裕吾さんが長いコメントを書いてくださったのは、インドネシアの旅行からお帰りになってすぐだったが、そのあとにもっともっと長いメールをくださった。その旅の紀行文で、バリ島の東隣のランボック島から、そのもうひとつ東にあるスンバワ島へ、ことばのほとんど通じない定期バスに揺られる長い長い道中が書かれている。いろいろなことを考えさせられる興味深いものだった。
 そこで、海の上にたくさんの住宅が浮かんでいるのが見えたが、あまり面白そうではなかったと書いていらしたが、念のために僕はGoogleマップで航空写真をみた。そんなことはないよ、ぼくたちにとっては胸ときめくものだった。

加嶋さんの説明によれば、そこはブンギン島(BUNGIN)という人工の島だという。Googleマップの範囲をさらに拡げると、この北東にももうひとつの島が成長しているのに気づいた。 それだけではない。もっと欲張ってさらに北東にゆくと、潟を囲む長い腕のような洲の先端に、やはり同じような家並みの集落ができかかっている。
加嶋さんには、これが面白く感じられないほどに、もっと興味深い世界がバスの旅にあっわけだ。

加嶋さんが引用していらっしゃる「インドネシア文化宮」というブログは、インドネシアの24時間ニューステレビ局『METRO TV(メトロテレビ)』東京支局がプロデュースしているものだが、そこでは、島の中の写真も見ることができる。説明によれば、もともとは珊瑚礁だったところに次々と新しくやってきた男たちが石を積んで島を拡げていき、いまでは人口およそ3000人、350m×250mの大きさになった。夕方から男たちが漁に行って女と、夜には子供と年寄りばかりの島になるのだが、まわりを海に囲われているので近寄れないので安全だから、男たちは安心して漁に専念できるのだそうだ。いまでは本島まで細い道がつくられているが、このほかには道がないので、今でもこの島は安全なのだという。

投稿者 玉井一匡 : March 3, 2010 11:05 PM
コメント
インドネシア文化宮さん  情報をありがとうございました。 この島は例外中の例外ではあることは承知ですが、まちというものがどのようにして発生してくるものなのかが、象徴的に見えるように思います。 モスクがつくられ、そこから四方にむかって結晶が成長するようにして家がふえてゆく。けれども、そこにはひとつのルールあるいは法則性があって、海に対して家の小さな方の面(妻面)をむけてゆくようですね。 結晶のようでもありますが、シマウマの群れが外側にはおしりを向けて、敵がくれば後ろ足でキックを見舞う体勢をとるのにも、どこか似ているように思います。  もう少し膨らんだ時点で、モスクの前、島の中心に広場をつくるのではないでしょうか。さすがに息が詰まるように感じ始めているはずです。そのときには、そこにたっている家を移転させなければならない。そのときに、どういう解決法をとるのか興味深く思います。 Posted by: 玉井一匡 : March 24, 2010 08:53 PM
インドネシア文化宮 http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/ 人口密度世界一のブンギン島(1)Pulau Terpadat di se-dunia? Bungin http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/201003/article_21.html 人口密度世界一のブンギン島 Pulau Bungin World No.1 Population density Island http://www.youtube.com/watch?v=YIkvTIDgnXo 人口密度世界一のブンギン島(2) Pulau Bungin World No.1 Population density Island http://www.youtube.com/watch?v=7KHa7hcu4DY Posted by: インドネシア文化宮 : March 23, 2010 10:55 PM
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