December 20, 2010

自転車が壊れた・・・そしてまたもうひとつ故障

MoultonBreakS.jpgClick to PopuP

 もっとも愛用しているモノがふたつ、一週間ほどの間に相次いで壊れた。いずれも、すでにぼくの身体の一部と化して能力を拡げてくれている自転車とMacだ。つまり、こいつらがいないと能力が低下するというわけだ。
 まずは先々週の木曜日、帰りがけのペダルが重い。自転車を停めてホイールととブレーキの接点を見たが、もちあげてペダルを回せばホイールはスムーズに動く。だが走り始めるとまだ重い。また点検する。それを2回繰り返したあとに、とうとう、とても走れないくらいになった。やれやれと思ってまた見てみると、後ろフレームの下側のパイプが切れていた。上の半分はスッパリときれいな切り口だが下半分はジグザグになっている。はじめは上半分が切れて、乗っているうちに下の半分に亀裂が拡がっていったのだろう。
こんなことは滅多にないだろうに、ぼくにはこれが二度目で、同じところが切れた。前回は10年前だ。そのときの顛末を「ぼくのアレックス・モールトンが突然の重傷に見舞われた」というタイトルでウェブサイトに書いた。それをブログに移したつもりだったが、探してもみつからない。まだそのままになっていることに気づいた。

 高田の馬場からウチまで数キロを押してゆくつもりだったが、そのあたりに置いて電車で帰ってからクルマで拾いに来ればいいんだと、当たり前のことに気づいた。こうなっては盗まれる心配はないだろうけれど、念のために交番の前のガードレールにチェーンでつないで、下落合の駅から西武新宿線に乗った。

 前回は何が原因だったのかいまだに分からないが、今回はあれが原因だろうと電車のなかで思いあたることがあった。

 ぼくの自転車は、新宿区の設けた年間契約の駐輪場に置いている。
といっても、そこは駐輪場と言うより駐輪エリアといったところだ。外堀通りに平行して植え込みと人工的な水路のような浅い池があって、その植え込みに沿って歩道にペンキで線を描き区画をつくって駐輪場としているにすぎない。他には柵も機械的な設備もなしで抽象的な領域を示して駐輪場と表現のしているやりかたが、ぼくはなかなか気に入っている。球技のコートや、子供時代の「二重S字」という遊びのように線を描いて領域をつくるだけで夢中になる遊びを思い出すのだ。しかも年間5000円という安さがとてもありがたいが、それも余計な設備をしていないお蔭なのだろう。

 ところが、自転車がこわれる一週間ほど前の夜おそく、そこに行くとあるべき自転車がない。とうとう盗まれたかと思ったがまだあきらめるわけにはゆかない。まわりに目をやると、駐輪場のとなりの池の真ん中に2台の自転車が転がっている。しかし、ぼくのではないことは一目でわかる。ぼくのもそのなかだろうかと思って池の他のところを見回ったがみつからない。しかし、もうひとつ可能性がある。駐輪場の奥にアルミのフェンスで囲われているところを、念のためにのぞき込んだ。

 そこによこたわっていた。誰かがほうり込んだのだろう。なにしろ盗まれたと思ったものがあったのだから、まずは安堵した。けれど、ほうりこんだやつを思い浮かべて腹立たしさがやってきた。何の証拠になるかかわからないが、とりあえず記録を残そうと、滅多に使わないストロボをつけて写真を撮っていると4人組の警官の一行がとおりがかって疑わしそうに懐中電灯を向けた。腹立たしさのはけ口に、ぼくは彼らに八つ当たりをしてしまい、しばらくあれこれやりあった。あっちには、池の中にほうり込まれていると言うと、ひとりがそれを見に行って戻ってきた。ぼくが自転車のロックを外すのを確認して彼らは立ち去った。が、池の中の自転車はそのまま。ぼくが池の中から出してやるつもりだったが、またあらぬ疑いをかけられたら面倒だから、ぼくもそのままにして帰った。
 そんな余計なことをしていたから、自転車の点検を十分にしないまま、外れたチェーンを直しただけですぐにうちに帰った。その後1週間ほど乗り続けたのだが、おそらく、そのときについた傷が、徐々に拡がっていったのだろう。
 
Moulton-iMacS.jpgClick to PopuP
 そして今度はiMacだ。
つかっている途中に突然、細かいモザイクがかかったように画面がグチャグチャになってしまった。デスクトップには那覇の屋根に見つけた剽軽なシーサーの、こんな写真をつかっているのだが、何が何だか分からない。再起動を繰り返してもインストーラーのディスクで起動させても事態は変わらない。モザイクはかかっているがカーソルの動きやアイコンの反応があることは分かる。MacBookとつなげてみたらハードディスクの中身は異常がないし、とりあえずデータの移動はできるから、異常はディスプレイにあるのだろう。MacBookまでの4代か5代のラップトップはいずれも故障したが、デスクトップのMacは、これが初めてだ。

 Macはすでに5年、自転車は15年以上、毎日のようにつかい続けている。いつかは壊れるのは機械の宿命。モトはとっている。そうは分かっているのだが、悩みがまた増えた。
 そういえば、自分自身の生命システムだって、まったく停止せずたいした故障もなく動き続けて、これまで何十年も酷使している。いつ動かなくなっても、はたからみれば不思議はない。ちょっと早かったねと言われるくらいのものだろう。身体も、すこし大事にしてやろうかなどとと思う。

投稿者 玉井一匡 : December 20, 2010 12:18 AM
コメント

AKiさん
 さっきコメントをアップしたのに、出てきません。masaさんのときもそうだったので、もしかするとMacBookもちょっとおかしくなったのでしょうか。
 わたしは、たびたび修理や部品の取り替えを繰り返していますが、すべて保証期間、AppleCareの期間あるいは販売店の保証期間の間でした。
それ以後の場合には見積をしてもらうと、そのころにはモデルチェンジされて性能の向上した上に安くなったやつがでている。直したところでまた他のところが壊れるかもしれないから新しくしようという結論に至るのでした。
 AKiさんの今回の場合は、まだあたらしい機械だから迷いは深かったでしょうが、やはりあたらしいMacBookAirが頭をよこぎったのでしょうね。

Posted by: 玉井一匡 : December 21, 2010 05:36 PM

masaさん
 お見舞いメールありがとうございます。
なんだか、毎日地下鉄に乗ってやってくるのが不思議な気がします。その代わりに、行き帰りに本を読めるようになったのがありがたい。
ご心配くださった方の件は、年の功というのでしょうか、こちらも多少は余裕を持つようになったし、相手の諸君もそれほど本気で相手にしてくれなくなってしまったのかも知れません。空港の入国審査などでも、バッグの中を開けてくれとは、言われなくなりました。
APBが投げられたあの日はAPECで諸外国から、かけがえのない首脳たちがきていたので特別警戒中なのでした。彼らは細かいことに長い間関わってはいられなかったのでしょう。

Posted by: 玉井一匡 : December 21, 2010 02:26 PM

いやぁ、大変ですねぇ。災難ですねぇ。
モールトンは犯罪被害ですが……、masa さんが心配なさっているように、その後の所業でフェンスの内……にならなくてよかったです。
まぁ、iMac はいつものことですから……。

ところで、私の MacBook Air が外傷によってヒンジ部分に重傷を負ってしまいました。Apple Store に持っていったら、液晶スクリーン部全取っ換え……とのこと、修理費4万6千円……というわけで、そのまま戻りました。中味は使えるのに……で、もう二年半使ったことだし、自分で修理してみようという事にしました。

なんとなく、私の「玉井化」が進んでいるような……、でも、私のはアルコールの結果ですから……、玉井さんはノンアルコールで、あれですから、すごいなぁ……と感嘆しきりであります。

Posted by: AKi : December 21, 2010 01:43 PM

なんとも言葉がありません...。Macの不調は、まあ、玉井さんにあらせられましては恒例行事(^^;に近いので、僕らも慣れっこですが、モールトンの事故のほうは、まるで、玉井さんご自身が骨折なさったという報告をうけているような感じです。
僕も、つい先日から日常の足を自転車にしていますが、もう自転車無しの生活は、不便だし淋しくてとてもじゃないけど...という状態になっています。それが、自転車生活15年ともなる玉井さんにとっては、さぞかし...と、お察しいたします。早期に復活させる方法が見つかるとよいですね〜。
で、ついでですが、エントリーを拝読していまして、とにかく「4人組ともめて、玉井さんまでフェンスの向こう側...ってことにならなかったことを喜ぼう(^^;」と思うことにしました(^^;

Posted by: masa : December 21, 2010 11:52 AM
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?