December 29, 2004

ひさしぶりの雪でちょっとうれしいことが・・・

事務所の机の前の窓から久しぶりの雪がみえる。
けさ、cooの散歩にでかけようと外に出ると、寒い朝に、うちの前の道で小学校2,3年生の女の子がひとり立っていた。知らない子だが、顔を合わせたら「おはようございます」といってくれた。
「雪が積もるといいね」というと「うん!」とニコニコした。

 うちのこどもたちは、もうソリを持って公園に連れて行くこともない年になったから、ぼくはちょっとたのしい気分になって、事務所につくとtacにその話をした。「都会のお嬢ちゃんだ」という。富山そだちにとっては、日本海側の冬の3ヶ月ほどの、曇り空に包みこまれ滅多に太陽の出ない時間がいやでたまならないから、雪をよろこぶなんていうのはシロートなのだ。ぼくも新潟ではあまり育っていないからシロートの域を出ない。そうかとおもえば、新潟大学にやってきて、そのまま腰を落ち着けたお医者さんもいる。そういう人は「せいぜい2,3ヶ月の我慢をすれば、あとは海も温泉も30分で行けるし、魚は旨い安い。酒はうまい。東京よりずっといいよ」というのだ。
東京にいる多くのシロートのこどもたちは部屋の中でディスプレイの前に座っているんだから、雪を喜んでいるこどもたちがいれば、やはりぼくはうれしくなってしまう。ことしは同時に、地震の被災地が思いうかんでしまうが。

投稿者 玉井一匡 : 12:33 PM | コメント (0) | トラックバック

December 25, 2004

目白文化村とChinchiko Papalog

hayashifront.jpg  自宅から神楽坂の事務所にむかうルートは、この3年のあいだにすこしずつ変えながら、いまではほぼおちついた。大部分は左手に高台、右手にあるいは近くあるいは少し離れてぼくと同じ方向に川が流れるという裏道である。このルートは信号とクルマの通行が少ない、のぼり下りがすくない、そしてなにより気持ちがいい。
みちのまわりには、あるところでは商店が軒を連ね、あるところでは製本屋のフォークリフトが動き回りそれぞれに活気がある。かつては川のまわりに染め物の工場(こうば)があった痕跡もそこかしこに残されている。ぼくはこういう「働くまち」がすきだ。けれども、左手の高台に緑が濃く、そこへのぼってゆく坂道が、自転車にはちょっとつらいけれど、歩けばとても心地よさそうにどこかに通じていることを伝えてくれる、そういう道もいいんだ。
 こうした高台の一部が、かつて堤康次郎の開発した目白文化村というところだったということを、寡聞にしてぼくはすこしも知らず、つい数ヶ月前にカフェ杏奴でお会いした古い常連のKさんにうかがったのがはじめてだった。猪瀬直樹の本などにですこしは読んでいただろうに、ぼくの記憶にはすこしも残されていない。

mejirobunkamura.jpg
 そのKさんが、「ブログの力出版記念ミーティング」に参加されてから刺激をうけたといって「chinchikopapalog」というブログをはじめた。テーマは「私とその周辺」、彼は子供時代を日本橋ですごし、のちに湘南に住んだあと落合に根をおろしたという。ぼくは、目白文化村についてぜひ書いてほしいと、さっそくコメントを書いたのだが、その後のKさんの書きっぷりがすごい。堰を切ったように、毎日のように、ではなく文字通り毎日、充実したエントリーが続いている。対象は目白文化村に限らない。やはりぼくの自転車ルートで、その脇を毎朝のように走る氷川神社が前方後円墳であったことなどの考証もすこぶる丁寧で、長年の考察の結果であることをうかがわせる。
 このブログは、ブログの力、あるいは「ブログの力」の力によるものだと思うだけでもうれしいが、このまちについての重要な資料になるだろう。

投稿者 玉井一匡 : 10:27 PM | トラックバック

December 22, 2004

1/4

  関越道ができる前から何回も東京と新潟の間を行き来しているが、いつのまにか、かならず2カ所のサービスエリアで休むようになった。上里と越後川口である。
たとえば東京から新潟に向かうとき、上里では「けっこう来たな」と思い、川口に着けば「もう少しだ」と思う。逆のときも同じように感じるのだ。あるとき、ふと気づいて調べてみると、上里は東京から75㎞、越後川口は新潟から80㎞弱、全行程が300㎞強だからそれぞれが起点と終点からおよそ4分の1のところにある。同じ1/4を「1/4 しか」とも「1/4も」とも都合のいいように感じるのは生来の能天気のせいだろうが、人間の感覚は、1/4や1/2という量を直感的に感じられるのではないかと思うようになった。方位を4等分して東西南北になり、一年を4つに分けると春夏秋冬、バスケットボールは時間を4つのクウォーターに分ける。1/4は2等分を2回くりかえすだけだから、分かりやすいのは当然のことだが、1/8になると、本質的に違う気がする。

 というのは、分割のはなしだが、数量では、1と2と3はそれぞれにまったく違うのだが、4になるとそれほどの違いはない。たとえば、人間がひとりでいるのと2人いるのではまったく違うし、3人になると、複数の関係性が生じるから、さらにちがう。しかし、それが4人以上になってもそれほどの違いはない。だから、1人称、2人称3人称はあっても4人称はないのだろう。
 同じように、1と1/2と1/4はそれぞれにまったく違うけれど、その先はたいして違わない。やはり1/4は特別な量なのだ。子供のころにすてきなことを思いついた気になったことがある。お菓子を食べるときに、つねに半分ずつ食べていれば、いつまでも、永久に、なくならないじゃないか。しかしちょっとした問題があった。おまんじゅうなんか1/8にしてしまうと、もう少なすぎてあまり食べた気がしないのだ。

 先週末も、上里のサービスエリアに寄った。朝はパン屋にいく。モーニングサービスは、好きなパンを2つとコーヒーで400円。つい、どうせなら高くてできたての熱いやつがいいと選んでしまう。「富良野メロンパン」180円「なんとかソフ(チーズクリームとリンゴが入っている)」180円、コーヒーは40円分だなと、しばし満足しながらカレー入りナン(180円)にも心を残しながら運転席に座り、朝食にとりかかった。コーヒーは、ふつう200円だから、合計560円が160円・28%引き、およそ1/4がサービスということにしよう。

投稿者 玉井一匡 : 01:01 AM | コメント (0)

December 14, 2004

サンタクロース追跡

NORAD.jpg 「NORAD tracks SANTA」というサイトが気になる季節が来た。クリスマスイブの当日に、いまサンタクロースがどこを飛んでいるかを映像で見せてくれる。赤鼻のトナカイことルドルフの鼻が発する熱を感知してレーダーが位置をとらえ、飛行機が追跡してサンタクロースとソリが空を飛んでいる映像を送って来るのだ。
 英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、日本語で書かれているのは、南北アメリカ大陸の主要な言語だからなのだろうが、なぜ日本がそこに加えられているのかはぼくにはまだわからない。せっかくだが、日本語より外国語で聞いたほうが地球をめぐるサンタを実感できるような気がするから、説明は日本語で読んでおいて追跡は外国語で聞くというのがいい。25日にも帰宅したサンタの様子などが見られる。
 誰がどのようにしてこれを送ってくれるのか、それをどう受け取るかは、クリスマス前でも上の「NORAD tracks SANTA」をクリックすればよく分かる。それを読んでも、クリスマスイブの夜空を移動するサンタクロースと空からの夜景を、ぼくはけっこう楽しんでいる。もしかすると、空を飛ぶサンタにはもうひとつの役目があるのかもしれないなんて思ったりすることもあるが。
いまは予告編をダウンロードして見ることができる。

投稿者 玉井一匡 : 12:35 AM | コメント (3) | トラックバック

December 13, 2004

NTTの病院でBlog

NTThospital.jpg
 友人が年末から2月ほど入院することになったと、メールで知らせがあった。書くべきこと言いたいことをいっぱい持っているにちがいないから、もしもまだ作っていないのだったらこの機会にBlogを開いたらいいと勧めてamazon.comから「ブログの力」を送ったのだが、本を受け取ったというメールがきのう届いた。
「入院するのは五反田のNTT東日本病院(もと逓信病院)で、なんと病室にパソコンがついていて自由に使えるのです。(さすがというか当たり前?というか)だからゆっくりと本を読んでやってみます。」と。
 客に不親切なことでは定評のあるNTTのことだから患者のためを思ってやっていることではなくて、病院のインターネット市場の開拓のためなんだろうが、入院中に無為に流れてゆく退屈な時間をむしろ充実した時間に転換できるのだから、患者にとってはとてもありがたいことだろうと、入院経験のないぼくは想像でしか言えない。
NTT東日本関東病院のホームページを開いてみると
基本使用料(¥300/日)×ご利用日数+通信料
コンピューターは患者の持ち込みだそうだ。

投稿者 玉井一匡 : 11:58 AM | コメント (2)