October 29, 2008

野外ギンレイホールと水琴窟:日比谷公園ガーデニングショー2008

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10月25日から11月2日まで、日比谷公園で日比谷公園ガーデニングショー2008という催しが開かれている。2004年から毎年の秋、噴水の前の芝生を中心にさまざまの展示や講演など行われる。
 去年から、NPO法人 日本水琴窟フォーラムがこれに参加して水琴窟を展示するようになった。
今年は、かつてギンレイホールで使用されていた映写機をつかって野外映画を見せることになった。ギンレイホール社長の加藤さんが、水琴窟フォーラムの中心をなす理事でもあるからで、いってみれば野外ギンレイホールだ。
演しもののひとつは「木を植えた男」。ひとりこつこつと植林をして森をつくった男の生涯を描いたパステル画のアニメーションは、いかにもガーデニングショーにふさわしい。ナレーションは三国連太郎だが、タイトルバックを見ると、もとのナレーションはクリストファー・プラマー(映画サウンド・オブ・ミュージックのトラップ大佐)だと書かれていた。そしてもう一本の映画は「岸辺のふたり」(原題:Fathr and Daughter)だ。淡い褐色の背景に描かれた無彩色の人、樹木、鳥が音楽に浮かんで流れてゆきながら8分に凝縮された数十年の時間。もういちど見たくなる。
すぐそばまで近づいて映写機を見ることができる。/入場無料
■ガーデニングショー 10月25日(土)から11月 2日(日)10:00~17:00(最終日15:00まで)
■野外映画   10月25日(土)から10月30日(木)(映写機の展示は10月31日まで)午後5:00から(雨天中止)/11月1日(日)までとガーデニングショーのサイトにあり、その旨書きましたが、10月30日までの間違いでした。ごめんなさい。(フィルム借出の都合なのだそうです)

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ここで映画を上映することになったのは、映写機でスクリーンに映像を映す仕掛けを、機械の動くカタカタカタという音とともに実感して間近に見て欲しいと加藤さんが考えたからだ。同じ理由でギンレイホールの試写室のドアはガラス張りになっていて、そこから映写機の様子が見られる。
屋外に3m*6mほどの大きさのスクリーンを固定するのは、もともと壁や柱があればいいのだが、新たにフレームを組もうとすれば、安全や費用や運搬を考えるとなかなか容易なことではない。加藤さんはあれこれ悩んだ末に、フレームには、イベント用に使う立体トラスを買い込んで組み立てることにした。これからも巡回映画をすることが、彼の夢のひとつとしてあたためていることだからなのだ。
ぼくたちの子供時代には学校の校庭でときどき映画会が開かれたものだが、久しぶりの野外映画は格別の楽しさがあった。箱に閉じこもった闇の中で光の世界を見るのが映画館だとすれば、野外映画は周囲に夜の薄墨を染みこませて密かにそれを感じながらその世界を変えてゆくようだ。ぼくは、ときどき相談にのった程度だったけれど、主催者のまわりには、天気や風や騒音や明るさなど心配と苦労のタネがたくさんころがっている。ワールドシリーズも雨で中断すると、野球場を屋根付きにしたくなるのも分からないではない。

 本来、水琴窟は土の中に甕を伏せて地中に埋めるものであるのはいうまでもないが、さすがに一時的な水琴窟のために日比谷公園の芝生を掘るわけにはゆかない。ここでは、地上に甕を置いて、それが見えないようにまわりを包み、その上に水をおとして音をだす仕掛けをつくっている。2年前にニューヨークのギャラリーで水琴窟を展示するという機会があって、甕はそのときに常滑に注文して焼いたものだ。
 

投稿者 玉井一匡 : 11:25 PM | コメント (3)

October 27, 2008

iPhoneのGoogle Earthは、まるで飛行機の窓のようだ

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iPhone向けのGoogle Earthができたと、MADCONNECTIONのエントリーで見た。しかも無料だという。
以前にダウンロードしたEARTHSCAPEというソフトは有料だったが、開いてみるとあまりに反応が鈍いのを待ちきれなくて、2,3回見たもののぼくはもう開きさえしなくなった。
さっそくiPhone向けのGoogle Earthをダウンロードして開いてみると、すこぶる反応がはやい。データ圧縮の技術がさぞかし優れているのだろう。EARTHSCAPEと較べると、全く使いごこちが違うのだ。もっとも、EARTHSCAPEはGoogle Earthのデータを利用してやっているのだろうから、Googleが自分でつくるソフトと環境を相手にしては、そもそもかなうはずもない。
しかし、このGoogle Earthには、視線の角度を変えるツールがみつからない。
ないはずはないから、あちらこちらさわってみるが変化がない。設定の問題でもない。
これではGoogleマップと同じではないか!どこかに必ずあるはずだ。・・・

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 昼飯を食べながら、バルセロナが前半で5点をもぎ取った土曜日のスペインサッカーのビデオを見ていた。
そのうちに、テーブルに置いたiPhoneでバルセロナのスタジアムCAMP NOU:カンプノウを探したくなった。
やはり、地形が立体にならない。と思ってiPhoneを手に取ってかざした。

すると、向こうに山並みが見えるではないか。立体になったのだ。
iPhoneを水平におくと、二次元の航空写真、立てると地平線が見える。
画面を飛行機の窓にしたように、その向きと画面の向きが一致する。
重力感知力という、いまのところiPhoneにしかない能力をしっかり利用している。
すてきなのだ。頭がいいのだ。しかも、おどろくほど反応が早い。
Google Earthでは、見る感覚と操作方法が一致しているからMacよりiPhoneの方が操作性がいい。
バルサのサッカーにもまいってしまったが、ぼくはまたGoogle Earthにも感動してしまった。もちろんiPhoneにもだが。

投稿者 玉井一匡 : 03:41 PM | コメント (6)

October 20, 2008

トロピカーナフィールドのエイ

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とうとうタンパベイ・レイズがレッドソックスをなんとか降してアメリカンリーグの優勝を決めてしまった。左の写真は、優勝直後のレイズのウェブサイトのムービーを止めたものだ。このとき岩村は、まだ右手にウィニングボールを握りしめている。
10年前1998年につくられたばかりの弱小チームをぼくが気にするようになったのは、昨年、ヤクルトから岩村が移ってからだから1年前のことにすぎない。Wikipediaには、去年までのことがこう書かれている。
「デビルレイズ時代の10年間の通算成績は645勝972敗(勝率.399)という数字で、2004年の地区4位以外はすべてのシーズンで地区最下位だった。勝ち越したシーズンは一度もなく、シーズン70勝に達したのも2004年のみ。」
去年まで、チームの名称はDevilraysといった。パンクロックのグループやプロレスラーならともかく、「悪魔」なんていうのは野球チームはつけそうにない名称だ。どういうわけだろうと気になったので、去年のシーズンはじめにチームのホームページを開いてみた。

 ホームはフロリダ半島西岸の中央に位置するSt. Petersburg:セントピーターズバーグ。(ロシア語ならサンクトペテルブルグだが、関係はなさそうだ。)devilrayは、このあたりの海、TampaBayだろう、にいるエイの一種なのだ。10年の実績の結果、勝利の女神は悪魔には微笑えまないという結論に達したのだろう、今年からDevilをはずして「Rays」になった。「ray」は「エイ」のことでもあるが、その前に「光線」の意味だ。太陽が売り物のフロリダだから「光」をチーム名にしたわけだ。それでも、ユニフォームの左の袖にはエイのアイコンがついているから、けっしてエイを捨てたわけではない。なにしろこのホームスタジアムであるトロピカーナフィールドの右中間フェンスのすぐ内側(いや、外というべきか)のスタンドにはRays Touch Tankと名付けられた、容量10,000(約38,000L)ガロンの水槽があって、20匹以上のcownose rayという種類のエイが泳いでいる。フロリダ水族館:THE FLORIDA AQUARIUMと提携して2006年にはじめた企画だそうだが、この池の中にレイズの選手がホームランを放り込むと、5,000ドルがチャリティに、2,500ドルが水族館にスポンサーから寄付される。この池のことを読んで、ぼくはますますDevilraysが好きになった。応援のときにファンがいっせいにカウベルを手にして鳴らすのは、このcownoserayにちなんでのことなのだろうか。
 試合前には子供たちにエイを触らせてくれるそうだ。youtubeを探してみると、こんな映像があった。

投稿者 玉井一匡 : 01:24 PM | コメント (10)

October 14, 2008

EFFEIL TOWER/TOUR DE 300 METRES:エッフェル塔

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先日、友人からメールが来た。
 ランドマークタワーの横浜有隣堂書店で「エッフェル塔の図面集」(TOUR DE 300 METRES)を買った。シュリンクパックだったので内容を見られなかったが、5,900円で衝動買いしたけれど、帰ってから見たら図面がきれいなのでびっくりした。残念ながら重たくて持って行けないので、今度うちに来たときに見ていってください。あとで調べたら有隣堂以外では15,000円だった・・・という。
 メールには写真も添付してなかったけれど、これは自分のそばに置いておきたい本だと思わせる説得力と彼の眼を信用して、こんど横浜まで取りに行くから買っておいてくれないかと、すぐに返信した。土曜日、国立博物館で「大琳派展」を見たあと、横浜にいくことにした。石川町で待ち合わせて本を受け取った。

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 昼飯を食べたあと、自転車屋によって大桟橋まで行ったあとに、珈琲を飲みながらやっとおちついて本を開いた。パラパラと見ただけで、すっかりうれしくなった。
本が大きい。縦45cm横30cmだからA3サイズ。
そこにびっしりと書き込まれた図面が美しい。
見開きでA2の図面が47枚。それをディテールの図と文字が埋め尽くしている。
そのうち実に21枚がエレベーターの図面なのだ。エレベーターというものが、エッフェル塔にとってかくも重要なものだったということを図面の構成が物語っている。たしかに、建築としては3階建てとペントハウスがあるにすぎないのだ。
巻頭に、8カ国語でそれぞれ3ページずつをつかってエッフェル塔の背景と概要があって、日本語は最後の8番目。図面の書き込みがフランス語というのが難点だけれど、日本語で読んだ解説をガイドマップにして、40年以上も前に習ったフランス語の記憶を発掘しながら隙間なく書き込まれた図面を見ていると、そうだったのかと新しいことを知り、すぐさまそこからあらたな疑問が生じるのがうれしい。

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 エレベーターは水圧式と概要に書かれているのだが、水圧をどうやってエレベーターの移動のための動力に変換したのかわからない。パイプがめぐりタンクが各所に置かれているのを見つけたが、いまだにぼくには謎が解けずにいる。wikipediaによれば、1889年にOtisが電動エレベーターを開発し、1890年には日本で初の水圧式電動エレベーターがつくられたという。
 じつはぼく、まだエッフェル塔に昇ったことがないから、なおさら面白いのです。2階のフロアは、四面の外周を展望ギャラリーがめぐり、その内側を半階高くして劇場がひとつとレストランが3つ置かれている。レストランのひとつがフレンチなのは当然だとしても、残りのふたつがロシアレストランとRestaurant Americainアメリカレストランであるのはなぜなのだろうという疑問といっしょに、ギャラリーをめぐる人々の興奮、その頭越しにカフェのテラスから町をみる客、かれらのたてるざわめき。この塔が、いかに重要なすてきな機械だったかということが、いたるところがらよみがえる。
 この本のことを話したので秋山さんが調べたところ、amazonで26ドルちょっとだったという。早速調べたらその通りだったけれど、ちっともくやしいとは思わない。5900円+消費税という価格も、この内容を比べれてみれば、それだって充分に安いという気がするのだ。

■追記
*山梨県の清春芸術村にエッフェル塔の螺旋階段があるそうだと、秋山さんに電話でうかがいました。ラ・リューシュ (LA RUCHE)とよばれる、正12角形の平面型の宿泊施設の中で使われているそうだと。ぼくは、清春芸術村には行ったことがあるのに、そのことを知らなかった。RUCHEを仏和辞典で調べると蜜蜂籠、蜜蜂房のことで、1900年のパリ万国博のときに、エッフェルが設計してつくられてワイン蔵とそてつかわれた建物のことを、当時そう呼んだのだそうです。・・・この追記について秋山さんからコメントの書き込みがあって、螺旋階段は屋外にあるんだよと指摘された。大切なものを雨ざらしにしていいのかと、ぼくはちょっと気になったのだが、考えてみればたしかにエッフェル塔の螺旋階段だって吹きさらしのところにある。近々、見に行かなきゃだな。
清春芸術村
La Ruche/Wikipedia

投稿者 玉井一匡 : 08:26 AM | コメント (18)

October 09, 2008

彼岸花3:窮屈な成長

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先週、 白い彼岸花を買ってきて植えたと野澤さんがエントリーをされたときに、「彼岸花:両義的な偏屈」という3年前のエントリーにコメントを書いてくださった。
 田舎によくあることだが、新潟にある墓はお寺の墓地ではなく住宅のならぶ一画にカイズカイブキの生け垣で囲われた3間角ほどの敷地に七つの墓が立っている。ひところぼくの父は、墓はひとりずつつくるものだと言っていたことがあったからだが、自分が入るときが近づいてきて、ひとりひとりの墓にしていたら数十年もしたらだれも来てくれなくなるということに気づいたのかもしれない。「玉井家父祖歴代之墓」ならまとめてもいいのだと言い出した。ぼくにはほとんど関心のない問題だからなぜなのか本人に聞いたことはなかったが、増殖することはなくなった墓は七つで安定した。
 そこに、秋分の日のころになると、きちんと彼岸花がひらく。

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ここを、いずれ秋は彼岸花が、春は水仙が一面に埋め尽くすようにしたいと思って、ときどき根分けして花の咲くところを拡げている。花が終わったら球根を根分けしていいだろうかと作一さんに相談すると、花が終わるとすぐに葉をつけるので、春になって葉がなくなったときに根分けするのがいいと言われた。
 ここに花を置いておいても見る人はあまりないから、十数本を切り花にしてうちに持ってきた。野に密生している様子を再現するように大きな器に入れたいと思ったが、そんな鉢はない。・・・が、大きさをもてあましていた大きな角のある樽を使うことにした。プラスティックの洗面器に水を張って剣山を沈めて彼岸花を挿した。なにしろ彼岸花の花には葉がない。かわりにツワブキの葉の茎を短く切って洗面器の姿がみえないように隠した。

 それから10日ほどしてから見ると、盛り上がった球根の集合からは、もう緑色の芽が出ているが、そこは、ことしは花をつけなかったところだ。なにしろ彼岸花の球根は、集合してどんどん増殖してゆくので、周囲のやつは外側にひろがればいいが、真ん中にいるやつらはふくらんだりひろがったりする場所がない。たがいに成長するための場所を求めるが二次元では解決しようがないので、かたまりの中央部が上に向かってふくらんでゆく。あまり窮屈だからなのか、花もつけない。そいつらは春になったらばらして全体に散らしててゆき、やがては一面の彼岸花の野にしてやろうと僕はたくらんでいる。

 だが、これが野生の状態だったらだれも株分けをしてやらないはずだ。際限なく増え続けたやつはどうなるのだろう。上に膨らんだあげく外に放り出されるのか、つぶされるのか、それとも共倒れになるのだろうか。といっても、人間は彼岸花を嗤う立場にはないのかもしれない。ひたすら経済の成長を続けているうちにどこかにしわ寄せのゆく世界もおなじようなものではないか。資源も国土も限られたのを承知の地球の上で成長の行き場がなくなり、他者を排除しようとしている。巨大になりすぎたやつは膨張することをやめて生きてゆくか枯れるしかない。枯れたところで、彼岸花には墓地が用意されているのだが・・・

■関連エントリー
「彼岸花1:両義的な偏屈」/ MyPlace
「彼岸花2:冬/記号としての緑」/ MyPlace

投稿者 玉井一匡 : 08:45 PM | コメント (0)

October 06, 2008

iPhoneの人格をつくる

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 iPhoneを手に入れてから、もうひと月以上になった。
 そのあいだにぼくのiPhoneはずいぶんぼく好みに育ち、日ごとにいとおしさが深まってくる。iPhoneが成長するのは、OSがバージョンアップしたからであるのは言うまでもないが、さまざまな小さいソフトを100円ほどの価格でダウンロードして加えてゆくごとに、どんどん好みの人格がつくられてゆくからだ。ソフトが小さいということは、それらの組みあわせかたは無限にできるという意味でとても重要なのだと、感じることが多い。
 iPhoneの人格をつくるには、内側だけでなく外側からも手を加えなきゃならない。ぼくの使う機械は故障することが多いので、秋山さんは(勝手に)、玉井のiPhoneをすぐにシェルターで包まねばならず、それにはこれがいいと決めていた。新潟のソフトバンクの店でiPhoneを手に入れたあと、駅ビルのヨドバシカメラに同行してこれだこれだと取り上げたのがAirJacketだった。せっかくのiPhoneを、フニャフニャしたシリコンで覆いたくないと思っていたから、保護と美を両立するものとして、これがまずは最良の選択だとぼくも賛同した。
 それだけでは人格形成にはたりない。つぎはAirJacketの加工だ。
 

 名前の頭の3文字の順番を逆にして透明のダイモにMATと打ち込み、ぼくはそれをAirJacketの内側に貼った。3つとも左右対称の文字なのでMATを外側からみれば裏返してTAMになる。しかし、そのままではテープの幅が広すぎて周囲にできる空白が間抜けだった。そこで、幅を切り詰め、端を丸く切り抜いてバンドエイド型にして貼り直すと、やっと落ち着いた。
 つぎにaki's STOCKTAKINGのエントリーを参照すると、秋山さんはピンバイスで穴をあけ、そこにネックストラップをつけて、首にかけるらしい。しかしぼくは、端に穴をあけるということ以外は、ちがう方法をとることにした。といっても、わざわざ逆らおうというわけではない。わけがあるのだ。

 ぼくが老眼鏡に紐をつけて首に下げてメシをたべると、レンズの上に食べ物の破片が落ちてしまうことが多い。メガネなら洗剤で洗えばいいが、iPhoneとなればポタージュが接続端子の内側に入りかねない。だから、一年半前に予定した通りにウェストポーチに入れてしっかりふたをしておく。しかし、手からiPhoneが滑り落ちても道路に落ちることのないように、AirJacketに紐をつけてもう一方の端をウェストポーチにつなげるようにする。そうすれば、万が一、手からすべり落ちてもバンジージャンプのようにぶら下がって一命を取り留める命綱になるはずだ。さらに、ウエストポーチにおさめてiPodとして使うときには、イヤフォンジャックが上になるようにしたい。だから秋山さんとは上下逆の位置に穴をあけた。

 ぼくは「ピンバイス」をもっていない。東急ハンズでピンバイスを買うより百円ショップで買うほうが安いと、上記のサイトに書いてあった。ぼくは、中野のダイソーで、1.5mm、2mm、2.5mmの3本(ハンドドライバーという商品名がつけられている)合計315円なりを買ってきて、そのうちの2.5mmで穴をあけた。
 紐の両端にもしかるべき部品をつけた。iPhone側には、リプトンのペットボトル入りのレモンティを買って、おまけについているケータイ用の根付の紐をはずして転用。もうひとつの端にはアウトドアショップでみつけた「S-Biner」というフック(耐荷重4.5kg)をつけた。

 秋山さんのエントリーされた方法とは違うところがいろいろあるけれど、それはむしろ連句のように、共通のテーマで別の表現をあそぶというようなものだ。そうそう、もうひとつ、aki's STOCKAKINGのエントリー「Polywatch」に応えて、#1000と#2000のサンドペーパーでバリを削り、液体クレンザーで磨いた。表面全体を磨いたのだが、ちょっとマットになった。やはりPolywatchのお出ましなのかなあ。

■関連エントリー
iPhone 3G /Air jacket /aki's STOCKTAKING
Polywatch /aki's STOCKTAKING
「iPhone 3G を、どのように携帯するのか…」 /Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」

投稿者 玉井一匡 : 02:08 AM | コメント (5)