January 01, 2012

新年おめでとうございます

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 昨年、新婚のブータン国王夫妻が東北の被災地を訪れたときにこどもたちに話していたことばが印象に残ったので、それをもとにして年賀状をつくりました。彼はこう言ったのです。「龍はどこにいるか知っていますか?・・・・龍は、あなたたちひとりひとりの中にいるのです。それをあなたたちが育てていくのです」と。
 もしかすると言い方はちょっと違っているかもしれないけれど、ぼくにはそう記憶されていて、龍が自分の中に棲んでいるという考え方を、とてもおもしろいなと思ったので、そのことがそれこそ龍のように、いまもぼくの記憶に棲みついているのです。

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 左の絵は、ブータン王国のウェブサイトで見つけました。きっとこういうサイトなら龍の絵があるだろうと思って開いたところ、サイトのいちばんはじめにこれがあったのです。この絵の中から龍を切りとり、海をつくるのにちょうどいいかたちを切り取りました。そういえば、ブータンはチベット仏教を信仰するチベット系の人たちであり、中国の青海湖はチベット族の住むところだから、青海波というのはチベットを起源としているのかもしれませんね。
 ブータンでは自分たちの国を「雷龍の国」と呼んでいることがwikipediaに書かれています。

 このところ数年、年賀状には「一陽来復」と書くことにしていたのですが、国王のことばを使いたかったので「有龍自吾身來」と書いて「龍有り吾が身自り來たる」と読むことにしました。中国語を全く知らないので、論語の「有朋自遠方來」(朋有り遠方より來たる、あるいは、朋の遠方より來たる有り)の文法を借用したことは想像がつくでしょう。もともと、ブータンの先王が提唱した,豊かさの指標としてGDPにかえてGNH(Gross National Happiness)という指標をという考え方に、ぼくは共感していました。

投稿者 玉井一匡 : 01:26 AM | コメント (2)

January 01, 2011

あけまして おめでとうございます:抱き波とうさぎ

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 新年あけましておめでとうございます。

なぜそんなことをしたのか記憶にありませんが、家紋を検索していたときに「抱き波とうさぎ」という家紋があるのを知りました。素直にこれを読み取れば、太陽を背景にして波の上を兎が駆けてくるのだと、だれもが思うでしょう。そういえば、波頭が白く泡立つのを「うさぎ」と言うし、因幡の白ウサギは海を渡ったことも思い出し、来年の年賀状に使おうと思い僕はそれをデスクトップに残しました。

 今年の干支は「辛卯」(かのと・う)ですが、辛は「からい」ならまだいいけれど、新年早々「つらい」じゃ困る。さいわいなことに、辛と幸の文字はなぜかよく似ているので、すり替えてしまうことにしました。禍福はあざなえる縄のごとしというごとく、幸辛は見方によって変わるものですからね。

ということで、だれが何をしようとも、ことしもよい年を迎えてしまいましょう。
2011 -01-01 00:00:01にエントリーしました。

そうそう、書き忘れました。元旦の「旦」は初日の出のことだと先日知りました。だったら横棒が水平線なんだと思ったのですが、wikipediaによれば地平線だと書いてあります。しかし、日本では地平線をみることは滅多にできないけれど水平線のほうがはるかに見る機会が多いのではないでしょうか。
蛇足ですが、緑の線は言うまでもなく陸地で、円弧をつかって描きました。半径を365mmで描きました。

投稿者 玉井一匡 : 12:00 AM | コメント (39)

January 01, 2010

2010年 新年おめでとうございます

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新年おめでとうございます。
新潟で迎える新しい年は、一面の白に包まれるのだろうと思っていたのに
雪の気配を含ませながら風が玄関の古い引き戸の隙間で音をたてているばかり
近頃にしてはとても寒い2009年最後の夜
近くの小さな神社に、午前零時をまたいで二年詣に行きました。

帰り道、両側に家のならぶ通りでなく、田んぼの脇の道を歩いてくると
だれも歩く人のいない道には、見渡すかぎりの田んぼを越えて容赦なくまともにあたる冷たい風
空には冴え冴えとした月が浮かんでいるのに雪が宙を舞う夜の風花が痛いほどつめたくて
横面を叩いて、今年も、いい年を祈って待つよりも、いい年にしてしまえよと言っている
もとよりそうするつもりです、ことしもよろしく。

■虎の絵は、伝狩野探幽筆、南禅寺方丈の襖絵「群虎図」を加工しました。

投稿者 玉井一匡 : 03:55 AM | コメント (8)