February 08, 2010

Brushes:iPhoneでフィンガーペイティング

BrushesDonutsS.jpgClick to PopuP

 「Brushes」というiPhone用のアプリケーションに、ぼくはちょっと夢中になってしまった。
Brushesというのは絵筆のことだろうが、それをつかって初めて描いたのが左のドーナツたちの絵だ。何日か前に食べたドーナツの写真を見ながら一部をトリミングするように描いたものだから、スコッチのメンディングテープではない。そのときには、テープのことは知らなかったのです、ぼくは。

 タッチパネルの上で指先を滑らせると絵を描けるんだとことばで説明しても、そうかいと言われて終わりになってしまいそうだが、自分でやってみるととても面白い。タッチパネルなんていう電子的な道具を使うのに、指を筆にして絵を描くというすこぶる身体的な描きかたをするのがいい。
 これを見つけたのは偶然、ほかに見たいものがあったので「ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」のウェブサイトを初めて開いたときに気づいたのだった。

BrushesFINGER-PAINTING.jpgニューヨーカーの「Brushes」紹介ページへ
 「THE NEW YORKER」のトップページをすこしスクロールして左横の欄を追っていると、「FINGER PAINTING」というタイトルの下に小さいがチャーミングな絵があって、クリックししてくれと言っているようだ。clickすると新しいページが開いてムービーの画面が出てくる。右向きの三角の印の下に「PLAY VIDEO」とある。これもクリックする。
・・・絵の描かれてゆく過程を一筆ずつスピードを速くしてムービーで見せてくれる。
もちろん、これが「Brushes」をつかって描いたものなのだ。そのひとつを、もしかするとすべてかもしれないがニューヨーカーの表紙のデザインに使ったらしい。

こんな絵が描けるのかい?と半信半疑のまま、ぼくはAPPからBrushesをダウンロードした。筆の太さとタイプ、絵の具の色や透明度などは自由に変えられるし、細かく描くときには、もちろん絵を拡大すればいい。この絵を描いているのはJorge Colomboなる男だ。

投稿者 玉井一匡 : 02:23 AM | コメント (6)

December 17, 2009

MacBookの帰還:8回目の入院から

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 3週間強の入院を終えてMacBookが帰って来た。
 メーカーの保証期間1年+AppleCareが2年=合計3年。この間は、落としたり水没させたりしなければ無償で修理してくれる。その3年がことしの秋で終わるということは分かっていた。こまかな問題で何度もアップルストアにいくのは面倒だから、保証期間の終わり近くにまとめて直してもらおうと思っていた。ある日、そろそろだと思って保証書を見たら、すでに3年は過ぎていた。
 しかし、ぼくはあわてない。そんなこともあろうかと、ちゃーんと販売店の保険も加えておいた。それで、もう2年延長できる。
と、思いながらなかなか手許から離しがたくて使い続けているうちに、ディスプレイを水平から45°くらいの角度まで倒さないと消えてしまうようになった。その角度が段々水平に近づいて来たのだが、ある日とうとうディスプレイがまっ黒になった。
ヒンジの部分の故障なのだろう。

 ディスプレイ交換1回・キーボード交換2回・マザーボード交換・筐体交換・DVDプレーヤー交換・ハードディスク交換というぐあいだったから、総ての肉体は入れ替わった。生物のように、身体が変わりながらアイデンティティーを維持してきた。5,6回入院したと思っていたが、書類を確認したら7回。今回が8回目なのだ。
*上の写真は、プチプチシートに包まれて帰ってきたMacBookと、入院履歴を示す書類です。それにしても、コンピューター用語でしかお目にかからない「筐体」なんていうむずかしい漢字をつかうことになったんだろう。

 かつてはクイックガレージに持っていくと目の前で修理をしてくれるのが感動的で、それを見るのが楽しみだったのだが、のちに部品供給の方法が変わって客の目前での修理という離れ業を披露できなくなり、アップルストアの方が早く修理できるようになった。それ以来、アップルストアに大変お世話になった。有償で修理代を払っていたら、すでにマックブック2台分近くになっているかもしれない。

 AppleCareの切れた今回は、ヨドバシカメラの保険を使った。これは、5年間有効なのだが、保険で負担できる金額が、購入した商品の価格を基準に一年目の100%から一年ごとに10%ずつ減る。今回は4年目に入ったので購入金額の70%が上限となった。
1年間の補償と2年間のAppleCareの間は、ユーザーに過失がなければ修理の回数と金額に上限はなかったけれど、ヨドバシの保険では金額が徐々に減るうえに、使える回数は一回だけに限られる。だから、今回が最初にして最後の無償修理だ。
今回は、①ディスプレイが消えてしまう②キーボードの周囲が4カ所割れてしまい、透明ガムテープを貼って保たせていたので、キーボードをそっくり交換、③筐体の裏にひびが入ってきたので筺をキーボード側ディスプレイ側もろとも交換、④DVDプレーヤーにディスクが入らなくなったのを修理してくれた。費用は8万円弱だったので、保険で全額をまかなうことができた。

 いつどこへ出かけるにも連れて行くほどのMacへの愛情ゆえに壊れたことを理解してくれたのだ。感謝に堪えない。現在のMacBookの筐体がアルミの削出しになったのは、この世代のMacBookの筺が弱かったことを反省したからにちがいない。キーボードも、割れやすい構造を反省して改良した現在の白いMacBookのものに取り替えてくれた。
白くすべすべの肌、しっかり角度をたもつディスプレイ。ぼくは、この白いMacBookのデザインが好きだけれど、つぎに買い換えるときにはアルミ削りだしのやつにしようと思うが、AKIさんはMacBookAirのソリッドステートドライブつきが故障しにくいよとおっしゃる。こいつが元気な間に、ゆっくり考えることにしよう。
なにはともあれ、感謝の気持ちをAppleだけではない、AppleCareを申し込みながら利用しなかった諸兄諸姉にもささげたい。

投稿者 玉井一匡 : 09:17 AM | コメント (4)

May 19, 2009

iMapMyRide:高低の表示と音声表示

iMapElevation1S.jpgClick to PopuP
 地図の表示がほとんど役に立たなかったのでちょっと興味をそがれ、行き帰りの途中で思い出してiMapMyRideを動かして起動させた。
しかし、そうしているうちにあたらしい発見が昨夜もひとつあった。
バージョンアップしたことはないから、もともとあったのに気づかずにいたのだ。いずれは加わるに違いないと思っていた機能だったから、ちょっと得をした気分になった。
うちに帰り着いてから「STOP」ボタンを触れて速度や距離を確認し保存する。そのときに「View Elevatio」と書かれている赤い文字にきづいたので、それをさわってみるとグラフが出て来た。
 小さなグラフなので細かい数値は見にくいが、行程の上り下りを表示している。elevationていう言葉は、ぼくたちは立面図のことだと思いこんでいるので、こういう使い方があるのかと今更だが知った。起動した地点が標高12mほどで自宅のあたりは40mほどだという。ぼくの自転車通勤ルートは、妙正寺川に沿って走ろうとして試行錯誤しているうちに落ち着いたものだから、行きは下り、帰りは上りになるのは当たり前で、同じ程度の力で走って行きと帰りでは実感で時速5km/hほどの違いのあるところが多いとは感じていたのだが、それをグラフで視覚化されるとまた別の実感が生じた。

iMapElevation1-4S.jpgClick to PopuP
ひとつの画面には入りきらないので2つの画面を貼り合わせて標高の変化と走行ルートをならべてみた。いまのところ、走行ルートの表示はこんなぐあいで山手通りの外は地図さえないうえに、拡大もできないからほとんど役に立たないけれど、標高の変化は、この小ささでもたのしめる。

 もうひとつ、面白い機能がある。
音声で走行データを伝えてくれるのだ。
「Time,2minute21seconds.  Speed, 21.7kilometres per hour.  Current speed,24kilometers per hour.」
という英語の声が、設定に応じて一定の時間あるいは一定の距離の間隔で聞こえてくる。
自転車では走りながらiPhoneを取り出して見るわけにはゆかないから、これは必要な機能だ。英語だからちょっと聞き取りにくいが、それもかえっておもしろい。
 ぼくは、英語の聞き取り、とりわけ数字の聞き取りが苦手で、いちいち頭の中に数字を描いてから数値が思い浮かぶのだ。だからこの機能をリスニングの訓練に使おうと思っている。

投稿者 玉井一匡 : 09:22 AM | コメント (2)

May 13, 2009

iMapMyRide:iPhoneをトリップメーターにする+地図に記録する

iMapMyRideS.jpgClick to PopuP
 ひさしぶりにApp storeを開いて見ていたらiPhoneを自転車用のトリップメーターとしてつかえるというアプリケーションを見つけた。平均速度、瞬間速度、走行距離を表示する。しかも無料だ。
その名をiMapMyRideという。
 おおかたの自転車のメーターは、車輪の寸法のデータを打ち込めば、あとは走行中の回転数から距離と速度をコンピューターが計算する。もちろんぼくの自転車にもそれをつけている。iPhoneには、もともとGPS機能があるのだから、それを利用して現在位置を把握すれば、それをもとに速度や走行距離を計算できるわけだ。

さっそくダウンロードした。シンプルで美しい画面ではないか。
数々の設定をしてから帰り道で試してみた。

 iPodを開いて音楽を流してみた。iPodと両立するかどうかを確かめるためだ。
 つぎにiMapMyRideをひらいて「スタート」ボタンにふれると時間が進みはじめる・・・はやくしないと平均速度がおそくなるなどとさもしくもあわててペダルを踏むのがなさけない。左手にハンドルとiPhoneの両方をもって表示の変化を見る。スピードの変化になかなか敏感に反応する。同時に、iPodの音楽は切れることなく流れている。
ホイールの回転から速度を計算するんだったらあたり前のような気がするのだが、人工衛星とぼく+自転車+iPhoneの位置を認識して、のべつ移動を確認しながら速度を算出することを思うと、なんだかうれしくなる。走りながら画面を確認。もともとつけているメーターの表示と較べれば反応が遅れるが、欠点というほどではない。途中で一度、操作を間違えて計測を中断させてしまい、以後はiPhoneを見ないことにした。
 うちについてからの楽しみがある。走ったルートを地図の上に落としてくれるはずだ。だからiMapMyRideというのだ。自転車を停めてSAVEボタンにふれ、それまでの走行記録を保存する。My Trainingというボタンをふれるとおだやかな褐色の地図に赤い線でルートが示された。地図が小さすぎるし、地名がローマ字だから、ここが日本なのだろうかと一瞬疑がった。親指と人差し指で拡大しようとしたが反応がない。それよりも、環6のちょっと外は地図がない。「Map data not yet available」と書かれている。
GoogleMapsを使うのかと思っていたがそうではないのだ。いずれおこなわれるであろうバージョンアップに期待しよう。

設定は、こんな具合にする。
・運動の種類:Run, Bike, Walk, Other から選ぶ
 こいつが測定するのは自転車のスピードではなくて、iPhoneの移動速度なのだ。だからそれが自転車に乗っていようと歩いていようとジョギングしていようと、構いはしないということなのだ。
・距離の単位:mi, km
・バックライトの点灯時間:スライドスイッチで選ぶ
 あまり長いあいだ画面を開いていたら、すぐに電池がなくなってしまう
・Voice Feedback Setup:間隔を時間か距離で設定すると音声でデータを知らせる。
・アカウントとパスワードの設定
MapMyRideというサイトに飛ぶと、もっといろんなことがありそうだ。

■追記
さらに調べると、iMapMyRideの有料版iMapMyRide+というのがあった。600円である。(責任上、有料版のiMapMyRide+をダウンロードしてみたが、いまのところ違いがわからない。)そのほかにもMapMyFitnessのシリーズには、有料無料をふくめてこんなにいろいろあるのだった。じてんしゃだけではないのだ。

投稿者 玉井一匡 : 04:48 PM | コメント (0)

March 01, 2009

Clarifi for iPhone 3G

Clarifi1S.jpgClick to PopuPClarifi for iPhone 3G/GRIFFIN/3,980円

 土曜日の夕方、アップルストアに寄った。
Air jacketがダメになったので、替わりの保護用のケースを探すためだった。落下させてから悔やんでもおそいと思いながら、ついついおそくなった。
 AKIさんのPower Slider /2も見た。充電できるという機能はありがたいのだが、かさばるのがぼくにとっては重要な欠点だ。iPhoneを入れる場所を考慮して選んだウェストポーチに入らなくなる。それに、ちょいと値段も高い。masaさん愛用の本革張りのやつも見た。これは、接着した皮がはがれるんだとmasaさんが言っていたのを思い出す。さりとて前と同じのを買うのは面白くない。
 あれこれ悩んでいるうちに、こいつはいいかもしれないというやつをみつけた。Clarifi for iPhone 3Gという。レンズのためにくりぬいた穴に、スライド式の接写用レンズがついている。iPhoneのカメラで、いちばんもの足りなかったのはクローズアップするとひどくボケてしまうことだ。焦点固定だからしようがないとはいえ、記録のためにつかうカメラとしては大きな難点だとぼくは思っていた。

ClarifiFlower1S.jpgClick to PopuP
 しかしこいつは役に立つのだろうかと半信半疑で、気持も手もいきつもどりつしていると、同じものを手にとってみる人がいた。
「ちょっと魅力的だよね」というと、
「iPhoneの唯一の欠点ですね、食べ物が撮れないから」と、彼も同意してくれた。そうなのだ、クローズアップできなくては、何を食べたかは記録できるがおいしさを再現できない。
「取り出して試してみたいなあ」というぼくに「頼むとやらせてくれますよ」と教えてくれたが、本人はそこを離れてほかのものを探しにいった。彼のはまだ現行のやつが元気なのだろう。

 ぼくはカウンターに行って手の空いていたお嬢さんに、これを試してみたいのだができるだろうかとたずねた。
「はい、サンプルがありますから。わたしもこれに興味があったんです。iPhoneはお持ちですか?」といって、後ろの引き出しのたくさんのサンプル中からやっと見つけてきた。手許にあったカタログの写真を撮ってみると、すこぶる具合がいいのだ。
行方不明の老眼鏡が見つかったときのようだぞ。
「ほら、」とお嬢さんにみせてあげると「ほんとですね」とよろこんでくれた。じゃあこれをと頼んで待っている間にさきほどの若者がレジカウンターにやってきた。
「すごくいい、いま使ってるのはこんなになっちゃった」と、傷だらけのやつをみせた。「ちょうどよかったですね、じゃあぼくも考えておこう」とうれしそうに言って、彼は自分の支払いを済ませた。

 ケースは、上下にスライドさせて二つに分割する。表面がつや消しの部分はすこし出っ張っている。それぞれ別の素材でつくられていて、つや消しは滑りにくい。内側は全面に光沢がない。なかのiPhoneを摩擦で固定するのだ。曲線で構成される表面のパターンは、かつてのPowerBookのデザインを踏襲したのだろう。紐と金具を別々に買って落下防止の紐をつくった。
今朝、沈丁花の花を10cmくらいの距離から撮ってみた。もちろん、左がマクロで右はこれまでのレンズのままの写真で、比較してみるとずいぶんちがう。

 デジカメやMacを何度も入院させた実績のあるぼくは、iPhone加入と同時にAKIさんにつよく薦められてiPhone 3G /Air jacketを買い穴をあけ落下防止の紐をつけた。
Clarifi3S.jpg やがて、そこにひび割れができた。ちょっとあとに同じ状況がKARAKARA-FACTORYにエントリーされたので、これはぼくだけの特殊例ではないことが実証された。紐の取り付けのためにあけた穴から始まった割れは自分のせいだと思ってダイモを貼った。両端を丸く切ってバンドエイドのつもりだ。けれどもその後、ほかに2カ所・充電用の切り込みのところにひび割れが発生した。同じようにダイモバンドエイドを2枚貼り付けた。こういうのをやると、自分用に馴染んできたような気分でもあるから、ぼくはむしろ嫌いではないのだけれど、このところさらにヒビが成長してケースからiPhoneがこぼれそうになってきたのだった。

 iPhoneで撮った写真は、GPS機能をつかって撮影場所がGoogleマップにプロットされるようになるそうだときいても、カメラそのものにイマイチ不十分感があったのだが、これで楽しくなったと思いながら地下鉄の中でiPhoneを取り出して何度も接写を試みて比較しては満足する帰りみちでありました。

 

投稿者 玉井一匡 : 12:45 PM | コメント (6)

October 27, 2008

iPhoneのGoogle Earthは、まるで飛行機の窓のようだ

iGEframeS.jpgClick to PopuP

iPhone向けのGoogle Earthができたと、MADCONNECTIONのエントリーで見た。しかも無料だという。
以前にダウンロードしたEARTHSCAPEというソフトは有料だったが、開いてみるとあまりに反応が鈍いのを待ちきれなくて、2,3回見たもののぼくはもう開きさえしなくなった。
さっそくiPhone向けのGoogle Earthをダウンロードして開いてみると、すこぶる反応がはやい。データ圧縮の技術がさぞかし優れているのだろう。EARTHSCAPEと較べると、全く使いごこちが違うのだ。もっとも、EARTHSCAPEはGoogle Earthのデータを利用してやっているのだろうから、Googleが自分でつくるソフトと環境を相手にしては、そもそもかなうはずもない。
しかし、このGoogle Earthには、視線の角度を変えるツールがみつからない。
ないはずはないから、あちらこちらさわってみるが変化がない。設定の問題でもない。
これではGoogleマップと同じではないか!どこかに必ずあるはずだ。・・・

iGoogleEarthS.jpgClick to PopuP
 昼飯を食べながら、バルセロナが前半で5点をもぎ取った土曜日のスペインサッカーのビデオを見ていた。
そのうちに、テーブルに置いたiPhoneでバルセロナのスタジアムCAMP NOU:カンプノウを探したくなった。
やはり、地形が立体にならない。と思ってiPhoneを手に取ってかざした。

すると、向こうに山並みが見えるではないか。立体になったのだ。
iPhoneを水平におくと、二次元の航空写真、立てると地平線が見える。
画面を飛行機の窓にしたように、その向きと画面の向きが一致する。
重力感知力という、いまのところiPhoneにしかない能力をしっかり利用している。
すてきなのだ。頭がいいのだ。しかも、おどろくほど反応が早い。
Google Earthでは、見る感覚と操作方法が一致しているからMacよりiPhoneの方が操作性がいい。
バルサのサッカーにもまいってしまったが、ぼくはまたGoogle Earthにも感動してしまった。もちろんiPhoneにもだが。

投稿者 玉井一匡 : 03:41 PM | コメント (6)